色のない世界【詩】
一時停止のまんま
切り取られたストーリー
物憂げで虚空な
そこは色のない世界
間違いなんてなくて
でも正解すらなくて
不可思議で自由な
そこは色のない世界
たから 1.2.3の合図で
君が魔法をかけてほしい
はみだしたっていいから
さぁ アズユーライクで描いてよ
見つめる横顔
真剣な眼差し
迷うこと知らない
それが君に映る世界?
だから 3.2.1の合図で
僕も連れて行ってほしい
戻れなくたっていいから
...なんて事はないけど
黄色い空 オレンジ雲
みどり道 青い街
全部 嫌になって
開くネクストステージ
新しいそこは
やはり色のない世界
1.2.3の合図で
君が魔法をかけてほしい
上書きしたっていいから
さぁ アズユーライクで描いてよ
黒い月 水色星
ピンクの砂 赤い海
風が優しくカーテン揺らし
ただ のんびり過ごしている昼下がり
こっちを向いて 無邪気に笑って
僕を色付かせるのは君ばかり
いつかは君も 大人になり
右へ倣えになってくのかな
忘れないでよ こんな素敵な
君が創り出す世界