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マンション管理士試験・管理業務主任者試験対策:合格を目指すための過去問活用法


マンション管理士試験と管理業務主任者試験は、共通分野が多く、効率的な学習が合格の鍵です。私も3度の挑戦を経て合格に至りましたが、その過程で「過去問を徹底的に活用する」ことの重要性を痛感しました。特に、両試験の過去問を並行して学習することで得られる効果が大きく、今回はその具体的な方法についてお伝えします。

私の受験経験

初回の受験では、テキスト中心の学習に終始してしまい、過去問を回しきれていませんでした。その結果、マンション管理士・管理業務主任者試験の両方に不合格。しかし、失敗から学び、2回目の受験では市販の過去問集を購入し、繰り返し解くことに注力しました。この方法で管理業務主任者試験には合格できたものの、マンション管理士試験は不合格。原因は、区分所有法や標準管理規約の知識が曖昧だった点、設備関連の問題で過去問からの出題を抑えきれていなかった点でした。

3回目の挑戦では、平成13年からのすべての過去問を解き、その周辺知識も徹底的に復習。結果、ようやくマンション管理士試験に合格することができました。この経験から、過去問を通して「試験で問われる知識」を完璧に押さえることの大切さを実感しています。

受験直前でも点数につながる対策法

マンション管理士試験は11月第4日曜日、管理業務主任者試験は12月第1日曜日に実施されるため、試験日まであと数週間という時期になりました。私の経験が少しでも役立つように、短期間でも得点につながる効果的な方法をご紹介します。

  1. 過去問で出題頻度の高いテーマに絞って対策する: 過去問を分析すると、特定のテーマ(区分所有法、管理規約、設備関連など)が繰り返し出題されています。両試験で共通する分野に集中して取り組むことで、短期間でも得点アップを狙えます。

  2. 過去問の応用問題に慣れる: 試験では似た内容を異なる角度から問う問題が多く、過去問での演習を通じて応用力を養うことが重要です。出題形式が変わっても対応できるように、テーマごとに徹底的に練習しましょう。

  3. テキストより過去問の反復学習: 試験直前期には、テキストでのインプットよりも過去問演習に注力する方が効果的です。「管理業務主任者試験」と「マンション管理士試験」の過去問を並行して解くと、共通分野の知識を効率よく強化でき、両試験で得点を積み重ねやすくなります。

  4. 苦手分野に絞った復習: 短期間で得点力を上げるには、過去問演習の中で特に間違えやすい分野に集中して学習することが有効です。苦手な部分を絞って学習することで、試験直前の短期間でも得点力が向上します。

私が受験生のためにできること

以上の内容を踏まえ、私は受験生の皆さんのために、実践的で役立つ過去問解説を作成していきたいと思っています。この解説は、単に過去問で問われた知識の確認に留まらず、出題者の視点を取り入れ、「過去問からどのように改変された問題が出される可能性があるか」を想定し、丁寧に解説を加えていく予定です。

具体的には、過去問で問われたテーマに関連する知識の補足や、出題の意図を推測することで、同じ知識が異なる角度から問われても対応できるような理解を深めるサポートをしていきます。これにより、受験生の皆さんが本番での応用力を磨き、効率的に合格への近道を掴めるよう、実践的な対策をお届けしたいと思います。

現在は本番試験前の数週間という状況ですので、皆さんとしてはメインの区分所有法など、点数配分が多い分野に集中し、できる限り正確な知識で対応できるようにすることが肝要です。私としては、まずは民法に関する問題について、一番古い平成13年の問題から解説を加えていく予定です。私の解説が、皆さんの試験対策の役に立つことを願っています。

このような形で試験前の数週間の間で、受験生に役立つ投稿をしていけたらと考えていますので、よろしくお願いいたします。Xのフォローお待ちしています!

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弁護士福原啓介

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