宅内のコンクリート製下水マスから樹脂マスへの交換費用は?
こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
滋賀の南部エリアの土地探しは激戦が続いています。新規分譲地については、おおむね建築条件付き売り土地として販売されている関係で、お目当ての住宅会社や工務店で家づくりを依頼したい方にとっては、より土地探しが難しくなっています。
そのような状況の中、既存の住宅地の中で優良物件が販売されることになると、瞬く間に売れていく状況です。当ブログでも何度もお伝えをしていますが、運命の土地に出会った時にすぐに決断できる人と、そうでない人とは決定的な差があります。
宅内のコンクリート製下水マスから樹脂マスへの交換費用は?
決断できる大きな理由の一つとして、運命の土地に出会うまでの準備があります。準備の中でも、家づくりに掛かる総費用の確認は最も重要ですが、既存の住宅地の中の1区画を購入される場合に頻繁に出てくるお話しが、今回の下水マスの交換です。
そこで今回は、既存の住宅地の中の1区画を購入した際に検討することになる、下水マスの交換を検討する場合とその費用感などについて言語化しておきます。
交換をおすすめする場合
既存の住宅地(昭和時代に分譲された宅地)では、下水マスの多くがコンクリート製になっています。設置されている場所として、多くは駐車スペースや玄関アプローチあたりになっていると思います。現在でも多くの家の下水マスは、従来のまま使用されています。ちなみに僕の自宅の下水マスもコンクリート製です。
以前はコンクリート製の下水マス(直径50cm程度)を使用することは一般的でした。しかし現在では、新規分譲地については100%、樹脂製の下水マスが採用されています。
コンクリート製の下水マスは、劣化により崩れてきたり、フタが割れたりして、その破片が排水口を塞いでしまい流れにくくなったり、詰まってしまったりすることがありますので注意が必要です。それに比べて樹脂マスは口径も20cm程度に小さくなり、劣化もしにくくメンテナンスも容易になります。
そもそも既存の住宅地であれば、新しく設置されてから、すでに数十年が経過している場合もありますので、家は新しいけれど、下水マスは数十年も前のものを使用し続けることになってしまいます。
そこで、既存の住宅地の1区画を、更地、もしくは古家付き売り土地で購入され、新築計画をされる場合、建て替えを検討される場合には、公共下水との最終接続口であるコンクリート製のマスを樹脂マスに入れ替える工事を行うようおすすめすることがあります。
気になる下水マスの交換費用は!?
下水マスの交換費用については、敷地の所在する市町村、現地の状況やマスの深さなどにより異なりますが、僕の経験から申し上げると、一般的な取り換え費用は、およそ10万円~20万円くらいではないかと思います。
工事費用としては、全体の資金計画を大きく左右するほどの費用感ではありませんが、建て替え工事、あるいは既存の住宅地の中の1区画を購入して新築する場合には、交換をした方が良さそうであれば、当初から資金計画に盛り込んでおいた方が良いと思います。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
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それでは、また~^^/
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