滋賀で地盤補強工事が不要な確率の高い土地の見極め方
こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
家づくりのための土地購入で、多くの方が心配されるのが「地盤」の強さです。近年、全国的に大きな自然災害が発生していることもあり、土地を購入するなら少しでも安心して暮らせる場所を選びたいと思われる方が増えているのは当然のことです。
滋賀で地盤補強工事が不要な確率の高い土地の見極め方
ここで言う地盤とは、あくまで家を建てた後に自然に地盤沈下を起こす可能性が高い土地なのか、低い土地なのかという視点でお話しを進めていきます。
ですから、大雨や地震などの自然災害による被害が発生する可能性とは、別のお話しになりますので混同しないよう注意してください。
また地盤改良(補強)工事が必要だという判定が出ると、工事費として一般的な住宅の場合、およそ100万円前後の費用が掛かる可能性が高いために、全体の資金計画にも関わってきます。そこで今回は、地盤改良(補強)工事の不要な土地を、出来るだけ高い確率で見極める方法について解説をしておきたいと思います。
地形で見極める
まず滋賀県の場合、県土の真ん中に琵琶湖がある関係で、かなり高い確率で、琵琶湖に近づけば近づくほど、地盤改良(補強)工事が必要になります。一般的には、標高が高いほど地盤改良(補強)工事が不要になる確率が高まると言われています。逆に標高の低い場所や、もともとが田や畑、川や池だった場所などは、地盤改良(補強)工事が必要な可能性が高いと言えます。
また新規分譲地などを検討する場合には、造成工事の仕上がりがどのようになっているかで、ある程度の見極めをすることもできます。例えば周囲の土地よりも高く擁壁で囲まれている場合などは、人工的に「盛り土」をして作られている可能性があるため、そのような土地は地盤が緩い可能性が高いと言えます。
周辺の建物で見極める
昔から寺社仏閣のある場所は、比較的、地盤のしっかりした場所に建築されていると言われています。また多くの寺社仏閣は、数百年前からその場所に建っていることも多いため、災害での大きな被害は受けなかったのではないかと推測することもできます。もし購入を検討している土地の近くにお寺や神社があるなら、昔からしっかりとした地盤である可能性が高いと見極めることができます。
地名で見極める
現在の町名に「山・丘・川・池・谷・田・畑」などが付いている、あるいは「字(あざ)」名に付いている場合には、昔、その場所がどんな土地だったのかを想像することができます。また国土地理院の「国土変遷アーカイブ空中写真閲覧」を参考にすれば、宅地になる前の状態を調べることが出来るかも知れません。
地盤保証会社の直近データで見極める
各地盤調査会社は、自社が調査した結果をデータ化し、地図に落とし込んだものを公開しています。例えばフィックスホームが常に調査を依頼している「ジャパンホームシールド」のホームページには、対象地の周辺での調査結果を調べることが出来ますので、ぜひご活用いただければと思います。
最後に
家を建てる際に、大きな費用が必要かどうかを左右する地盤の強度は、実際には調査をしてみなければ本当の結果は分かりません。しかし今回お伝えしたような見極め方を元に、予め候補地を絞り込んでいくと、地盤改良(補強)工事が不要な土地を選べる確率は高まります。
ただ、土地探しはバランスも必要ですから、地盤のことばかりをあまりにも気にしすぎて優良物件を買い逃すことにならないようにもしたいですね。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
それでは、また~^^/
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