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カップボード(食器棚)をメーカー既製品でオシャレにするための方法

こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

家づくりを検討する時、多くの方がSNSを活用する時代になりました。InstagramやYouTubeを見て、マイホームのイメージを膨らませていきます。その中でも、奥さまが注目されることの多いのが、キッチンやカップボード(食器棚)です。

家族や来客時など、人が集まる中心となる場所がLDKになります。その一角にあるキッチンやカップボード(食器棚)は、来客の目に触れることも多いため、使い勝手はもちろんのこと、デザイン性の高い仕上げを望まれる奥さまが多いと言えます。


カップボード(食器棚)をメーカー既製品でオシャレにするための方法

キッチンは各住宅設備メーカーが販売している商品を使用することが多いですが、カップボード(食器棚)に関しては、現在使用中の食器棚を引き続き使う方、キッチンとセットのカップボード(食器棚)を望まれる方、大工造作で作って欲しいという方など希望はさまざまです。

その中でポイントとなるのが、各設備機器メーカーの販売しているカップボード(食器棚)では、なかなかオシャレさと使いやすさの両立が難しいことです。

そこで今回は、施工事例のご紹介をしながら、家づくりの先輩方が、どんなカップボード(食器棚)を設置したのか見ていくことにしましょう。


カップボード(食器棚)を設置するための有効幅

まず、カップボード(食器棚)の具体的な施工事例をご紹介する前に、設置スペースのお話しをしておきます。多くの場合、食器棚と冷蔵庫、食品庫などを横並びに設置することが多いため、カップボード(食器棚)を設置できるスペースには、ある程度の限界があります。

これは間取りにも影響を受けるため、一概に言えないところはありますが、一般的な有効幅としては、W=1800㎜~W=2700㎜までで検討しなければならないケースが最も多いのではないかと思います。今回、ご紹介していく施工事例も、一部を除いて基本的にはW=1800㎜~W=2700㎜までで設置した例になります。



W=1800㎜を3ブロックに分けた設置例

各住宅設備メーカーのキッチンやカップボード(食器棚)は、基本的に150㎜の倍数で各ユニットが構成されています。中には特注でオーダー可能な商品もありますが、今回は基本的な商品の組み合わせでご紹介します。

この事例の場合は、W=1800㎜の設置スペースに対して、通常W=900㎜+900㎜のレイアウトでカップボードを設置することが多いのに対し、あえてW=600㎜のユニットを3つ組み合わせて、合計W=1800㎜として設置してあります。

各ユニットは少し小ぶりになりますが、家電などを置けるカウンターが少し広めにとれるというメリットがあるので、それほど手持ちの食器は多くないけれど、キッチン家電は多いという方には良いレイアウトだと思います。



飾り棚を設置してオシャレに見せたい

こちらもカップボード(食器棚)の設置スペースは、W=1800㎜の事例です。あえてトールタイプの収納部分は設置せず、リビング側から見えるカップボード(食器棚)上部に、造作でカウンターを設置して、飾り棚として利用しています。またカウンター部分はW=1800㎜~2700㎜と広く、キッチン家電をゆったりと置くことができます。

飾り棚には、植物や小物などを置くと、キッチン周りが可愛くオシャレに見せることが出来るのが特徴ですが、その一方で、トールタイプの収納部分な無い分、食器などの収納スペースは少なくなってしまいます。そのためカップボード(食器棚)の下部ユニットの上手な選定が求められます。

飾り棚を固定するための金具は、レールタイプの商品やアングルタイプの商品があり、お家の雰囲気に合わせて固定方法を選択するとよいでしょう。



W=2700㎜での設置事例

キッチンスペシャリストである、フィックスホーム設計コーディネーター川尻の自宅は、W=2700㎜をしっかりと活用したカップボード(食器棚)が設置されています。W=900㎜のトールユニット(ストッカータイプ)と、上下分割型のW=1800㎜のユニットを組み合わせ、合計W=2700㎜の食器棚(カップボード)です。

実は約22年前に新築した僕の自宅も、組み合わせとしては同じレイアウトにしています。カウンター部分が狭いと、使用頻度の高いキッチン家電を並べられず、いちいち片づけないといけないという不便さがあります。可愛さよりも便利性を高めたい方にはおススメのレイアウトです。

こちらも同じW=2700㎜ですが、リクシル製品の中では上位モデルのキッチンとカップボード(食器棚)で、高級感のあるカッコいいデザインになっています。お家の内装と合わせて、シャープな感じに仕上げたい方にとっては人気のある商品です。



特注で超長尺カップボード(食器棚)

これまで大勢のご家族の家づくりをサポートしてきましたが、ここまで長尺の食器棚(カップボード)を設置させていただいたのは、今のところ最初で最後です。W=3600㎜のヘアラインステンレスカウンター(特注)の食器棚(カップボード)です。

これだけ下部ユニットがあれば、トールユニットも不要です。上部にはW=1800㎜分の吊り戸と、残ったスペースには飾り棚を設置。オシャレでナチュラルに仕上げつつも、しっかりと収納量を確保した設置事例です。

その反面、これだけのユニットを設置しようとすると、かなりキッチンや食器棚(カップボード)の設置面積が必要いなりますので、お家は大きくなりがちですから、その点は注意が必要です。



最後に

今回は、これまでの設置事例を見ていただきながら、食器棚(カップボード)の幅や設置方法による、オシャレさや便利性についてご紹介をしました。ご家族によって、お手持ちの食器の数や食品庫(パントリー)との兼ね合いなど、限られたスペースを有効かつ便利に使うためのアイデアの参考にしていただければ幸いです。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

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それでは、また~^^/


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