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小屋裏エアコンを検討する時に最も重要なこと

こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

先日、2月上旬に完成見学会の開催をさせていただいていた、湖南市のエコ住宅へ動画撮影に行ってきました。



小屋裏エアコンを検討する時に最も重要なこと

2月の完成見学会会場のお家は、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅仕様になっており、床下エアコンと小屋裏エアコンを装備したお家になっています。完成見学会当日は、室内に温湿度計を設置して、ご来場いただいたお客さまに、エアコン1台でどの程度の暖かさになるのかをご体感していただきました。

実は床下エアコンの設置は、技術的にはそれほど難しいことはないのですが、どちらかと言えば、主に夏場に使用する小屋裏エアコンの設置については、かなり綿密に計画をしなければ、せっかく設置をしたのに上手く効果を発揮しないということが起こります。

そこで今回は、小屋裏エアコンに関心のある方のために、設置するためにはどのようなことに留意して計画をすればよいのかということを簡単にお伝えしておきたいと思います。誤解の無いようにお伝えしますが、あくまで設計をするのは設計者ですが、原理をご理解しておいていただくという意味でシェアしておきます。

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リターン開口をどこに設けるか

エアコンで冷房をするというのは、皆さんもご存知のように、暖かい空気を冷たい空気に変えるということですので、エアコン本体に暖かい空気を供給し続けなくてはなりません。

小屋裏エアコンは、小屋裏空間を冷房室に見立て、小屋裏空間の冷えた空気をファンで各部屋に送り込むことで、家じゅうを冷房するという仕組みです。

この画像は、送風ファンの設置前の様子です。使用するエアコンは、家電量販店でも購入できる壁掛けエアコンです。

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小屋裏が設定温度まで冷えれば、エアコンの温度センサーが十分に冷えたと認識して、冷房運転を停止したり、低速運転に切り替わってしますと、家じゅうが冷えるまでにエアコンが止まってしまう可能性があります。それを防ぐために、ワイヤードリモコンなどもリビングに設置します。

ただ、家じゅうの空気を循環させるという意味でも、家の中の冷えていない空気を小屋裏へ送り込んでやらなければ、効率よく家中を冷房することは出来ません。

そこで、小屋裏空間の一部に開口部を設け、暖かい空気を小屋裏へ流れる道を作ってやる必要があるのです。そのための開口部のことを「リターン開口部」と呼んでいるのですが、これをどこに設けるのかが、希望される間取りによって大きな影響を受けるため簡単ではないのです。

リターン開口部は一般的に、小屋裏空間に設置された壁掛けエアコンの真下に設置することが望ましいため、2階の吹き抜けの天井や、オープン(出入口を扉で仕切らない)ファミリークロゼットの天井に設置したいところです。

当然ですが、小屋裏空間自体を、どこに取れるのかは、片流れや切妻などの屋根形状にも影響をうけるため、設計の頭の悩ませどころです。

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こちらの画像は、小屋裏空間から下を見下ろした様子です。今回の現場では、小屋裏空間の真下が、2階ホールに面したファミリークローゼットになっています。ここから暖かい空気を小屋裏へ供給します。脱出映画に出て来そうな感じですよね。

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最後に

2月の完成見学会には、このような部分も包み隠さず公開をしていきたいと考えていますので、高気密高断熱住宅や高性能住宅、省エネ・エコ住宅、全館冷暖房などに関心のある方は、絶対にご覧になって損はない見学会です。もしお見逃しされてしまった方には、YouTubeにてWEB見学会動画をアップしてますので、ご覧ください。


★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。



人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



それでは、また~^^/



3月 草津市野村 比較現場見学会のお知らせ

【リアル or WEB 比較現場見学会】
ミニマルな高性能エコ住宅
スタイリッシュな外観とムクの床が美しい2LDK28坪の家

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■開催場所 : 滋賀県草津市野村
■開催日時 : 2022年3月11日(金)~13日(日)3日間
■開催時間 : 10:00~16:00まで
  (ご希望日によっては、受付可能時間が異なりますのでご注意下さい)

※完全予約制の見学会です。
※WEBご予約の締め切りは、2022年3月12日(土)17:00まで。

リンク>>>社会環境の変化に関する対策とお願い

リンク>>>見学会の詳細はコチラ

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