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最古メンバーの西野が語る、ファーストアセントがこれから取り組むチャレンジ

ファーストアセントのミッション「テクノロジーで子育てを変える」を実際に形にする「ひと」シリーズ。ファーストアセントnote編集部では、社内の「ひと」にフォーカスし、インタビューを定期的に行っています。

第3回目となる今回は、代表の服部の次に一番古いメンバーであるエンジニアの西野のインタビューです。現在は、エンジニアを取りまとめるシステムチームのチームリーダーとして活躍する西野。取締役でもあります。スタートアップで唯一のエンジニアとしてアプリ開発を行ったあと、フリーランスのエンジニアに転身し、2014年から代表の服部と共にファーストアセントを築き上げてきました。

今回はファーストアセントで働くことになったきっかけや、エンジニアとして大切にしていることを語ってもらいました。エンジニアリング領域は、ビジネスサイドで働く私たちにとって未知の世界ではありますが、エンジニアとしての視点を伺え編集部メンバーもとても勉強になりました。

それでは、インタビュースタートです!

代表の服部からの熱烈コールで、ファーストアセントに入社

ー ファーストアセントに入社されたきっかけを教えてください

西野(以下省略):2014年8月に正式に社員として、ファーストアセントに入社をしました。服部さんとはスタートアップ企業で働いているときから面識があり、「アプリ開発(現在の「パパっと育児@赤ちゃん手帳」)を行おうと思っている。手伝ってもらえないか」とお声がけをいただいたのが始まりです。

ー 西野さんはもともとアプリの開発を専門にされていたのでしょうか

他の専門(Sler)もありましたが、アプリ開発をスタートアップ企業で行ってはいました。iPhoneアプリの登場で、個人でもアプリ開発ができるという点に将来性を感じており、お声がけいただいた時は嬉しかったですね。


ー ベビーテック業界に挑戦しようと思われたきっかけはありますか

その当時はまだまだベビーテックという言葉自体がありませんでした。まさに今まで存在しなかった領域のサービスを作り上げる中、何が正解かも分からず、でも自分たちが信じる道を進んできました。

新しい領域にチャレンジすると同時に、働き方も変えることにしたんです。最初はフリーランスとして業務委託で仕事を7ヶ月受託しましたが、服部さんから是非入社して欲しいと言っていただき、正式に正社員としてファーストアセントに入社することにしました。ちょうどその時長男が産まれる直前で、妻の妊娠・出産がごく直近に迫り「自分ごと」として捉えるようになっていました。いま振り返ってみると、この体験がベビーテックに対する興味に繋がったのだと思います。


ファーストアセントでの挑戦

ー 専門領域も働き方も変えた西野さんが、目指されたいことや、やりたいことを教えてください!

ファーストアセントのミッションである「テクノロジーで子育てを変える」がやはりとても大切で、子育てに関するあらゆる悩みを、自分が専門とするテクノロジーで解決していきたいと思っています。

例えば、昨年導入を始めたウェビナー(「パパっと育児@セミナー」)のサービスがあります。情報が錯綜する現代だからこそ、ファーストアセントが厳選した講師による情報提供を行っているわけですが、これは養育者であるママ・パパやその他育児に関わるひとたちの情報格差を可能な限り小さくするために始めたサービスです。

私も子供が二人いますのでよくわかるのですが、特に一人目が産まれたときは、分からないことだらけですよね。そんな不安をどれだけ解消できるかが勝負。妊娠・出産の当事者であるママは、情報を積極的に取りに行くことが多いですが、パパは何から始めれば良いかすら分からないこともあります。そんな状況を解決できるよう、ウェビナーをメンバーの皆さんにお届けしています。


ー エンジニアである西野さんが、「ひと」が提供するウェビナーサービスへの思い入れがあるのは、すごく興味深いです...!テクノロジーの部分では、なにかありますか

ファーストアセントは、「パパっと育児@赤ちゃん手帳」アプリを作ってからずっとデータをコツコツ回収してきました。そのデータを専門家の先生と一緒に確認しながら、日々ユーザーとの新たなコミュニケーションを構築しています。

いままさにテストランを行っている新サービスとして、お子さんの睡眠の周期改善サポートがあります。同じ月齢や年齢のお子さんの睡眠時間データを取り、統計データを基に、ご自身のお子さんの睡眠に関して専門家に相談できるというものです。今のアプリからもう一歩踏み込んだデータ提供が可能となり、もう少し昼寝を長くした方が良さそうだ、等の具体的な対策を検討できたりします。データが得意とする部分をもっと強化していく、成長過程ですね!


ー つくづく、ファーストアセントは「テクノロジー」と「ひと」がそれぞれ得意とする部分の両輪でサービスを提供しているんだなと思わされます

そうですね。私はそのテクノロジーを社会実装するための、開発現場を預かる立場です。


ー エンジニアとして、またはチームリーダーとして大切にされていることを教えてください

システム作りと運用をする上で「保守性」を大切にしています。Slerと呼ばれる分野の仕事をしていたときは、クライアントに商品を納品して終わり、というスタイルでしたが、自社のサービスはエンドレスにずっと継続されるものです。継続する中でアップデートや修正は必ず必要で、誰がいつ見ても手を加えやすい状態にすることを心がけています。

また、細部までの設計に携わるエンジニアは視野が狭くなりがちです。ユーザー目線を常に持っておくのがとても大切で、この点は常に意識するようにしています。アプリ上にあるお問い合わせ機能から届く質問やご意見は、我々エンジニアに届くようになっており、ユーザーの声がいつもすぐ近くにあるようにしています。ご要望や不具合等の対応をさせてもらっているのも、我々です!


ー 一番大変な要望や不具合ってありますか...?!

あえて挙げるとすると、特定の機種でしか確認されない、アプリの動作不具合ですね。その機種が手元にないと、調査が難航するものです。機種を都度買うわけにもいかず...!でもそれをなんとかするのがシステムチームの役割です。

お問い合わせで多いのが、アプリを間違って消してしまったというもの。消してしまうと、残念ながらバックアップをとっていない場合、データを元に戻すことができなくなってしまいます。アカウントを作成していただくと自動バックアップが取れるようになっているので、アカウントの作成を推奨しています。

エンジニア募集中!

ー ファーストアセントではエンジニアを募集中です。西野さんが考える、ファーストアセントと相性が良い人材は、どのような方でしょうか

スキルセットに関しては、多くのエリアをカバーできる方がありがたいです。アプリ、ウェブ、機械学習(AI)や統計等々。特に最近はこれまでのデータを活用するフェーズなので、AIと統計の分野に強いひとに来ていただけるととても助かります。

子育てをもっと良くしていきたいと思っている方は、きっとファーストアセントでの仕事に意義を感じられると思います。「テクノロジーで子育てを変える」に共感いただけるのがとても大切だと思っています。

また、まだまだスタートアップの人数が限られた環境なので、指示待ちの姿勢ではなく、積極的に自分から動ける方が向いていると思います。基礎の仕様(設計)を決めるところから仕事がスタートするので、一から試行錯誤しながら全部挑戦してみたい、という方は特に大歓迎です!

西野さんのプロフィール

西野 竹史(にしの たけし)

大学卒業後新卒ででSIerに入社
友人に誘われスタートアップでアプリ開発
フリーランスとなりシステム開発
2014年8月にファーストアセントに入社し、自社サービス開発


ファーストアセントnote編集チームあと書き & 採用情報

ファーストアセントではエンジニアの募集を行っております。西野や他のメンバーと一緒に、ファーストアセントで子育てをより良くするためのサービスを一緒に開発しませんか。「テクノロジーで子育てを変える」にご賛同いただける方のご応募をお待ちしております!

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