今の自分がずっと続くわけじゃない
2024年7月13日(土)朝の6:00になりました。
変化とは、自己の中に非自己を取り込むことである。
どうも、高倉大希です。
小学生のころと中学生のころとでは、考え方が違います。
中学生のころと高校生のころとでも、考え方は違うはずです。
高校生のころと大学生のころとでは、考え方が違います。
大学生のころと社会人になってからでも、考え方は違うはずです。
わたしたちは、変化を重ねて大人になります。
小学生のころと同じ考え方をしている社会人は、ひとりたりともいないはずです。
それにも関わらず、未来のことを考えるときは変化を加味せずに考えます。
今の自分がずっと続いていくという前提で、想像を膨らませるのです。
今の自分に興味がないことは、未来の自分も興味がないだろうと決めつけます。
今の自分にできないことは、未来の自分もできないだろうと決めつけます。
今の自分が続くと考えた方が、想像しやすくて安心することができるからです。
これまでは、散々変化を重ねてきたはずなのに。
こうして、自ら可能性を閉ざします。
だんだんと、変化しないことを望むようになるわけです。
変化しない方が、しんどいのになと思います。
小学生と同じ考え方の社会人を想像すれば、火を見るよりも明らかです。
子ども心を忘れないとか、そういう話ではありません。
変わりゆくことは、前提であるというお話です。
大抵のことはどうせできないし、どうせできるようになる。
今考えていることなんて、どうせ未来には変わっています。
だからこそ、考えないのではありません。
だからこそ、考えます。
こう考えていたのに、実際はこうだった。
この差分にこそ、学びが隠れているからです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。