トライなき者にエラーなし
2024年6月27日(木)朝の6:00になりました。
何回転んだっていいさ、擦りむいた傷をちゃんと見るんだ。
どうも、高倉大希です。
子「100点をとったよ」
親「すごいじゃない」
子「赤点をとっちゃった」
親「ちゃんと勉強しないからでしょ」
わたしたちはこのように、結果に一喜一憂しがちです。
今さら変わることのない結果を、穴が開くまで見つめます。
テストとは本来、お試しです。
これまでの取り組みの効果を、検証する機会です。
なんのために検証するのかというと、今後の方針を決めるためです。
結果を踏まえて、軌道を修正するわけです。
だから、結果そのものに一喜一憂しても仕方がありません。
なぜその結果になったのかという、分析こそが重要です。
これを試そう。
はじめからそう決めて臨んだ方が、振り返りの観点も明確になります。
よく言われる話ですが、思いどおりの結果にならなくてもそれはそれでOKです。
このやり方では駄目なんだ、というひとつの知見が得られたにすぎません。
なんとなくテストを受けて、なんとなく結果に一喜一憂する。
これでは、なんの検証にもなりません。
テストって、こういうことだったのか。
残念ながら、その意義に気がついたのは大人になってからのことでした。
すごい人たちはやはり、こぞって検証が上手です。
生活のすべてが検証であり、それらの振り返りからいくつもの学びを得ています。
ただやりゃあいい、というものではありません。
同じことをしたとしても、そこから得ているものがまったくもって違うのです。
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