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たまたま、いまここにいるから


2024年12月19日(木)朝の6:00になりました。

運よく、ここまで生きのびました。

どうも、高倉大希です。




揚げ出し豆腐が好きなのはきっと、たまたま日本に生まれたからです。

アメリカに生まれていたらきっと、ハンバーガーを好きになっています。


自分の命を大切にしようと思うのはきっと、令和を生きているからです。

戦国時代に生きていたらきっと、戦に命を捧げています。


いま考えていることは、たまたま自分がここにいるから生まれています。

自分が立つ位置を変えれば、考えていることなんていくらでも変わります。


今、人生がうまくいっていない人も、あまり落ち込まないほうがいいでしょう。(中略)逆に、順風満帆な人もあまり調子に乗らないほうがいいと思います。あなたが今、信じているその価値観も、50年後、100年後の人から見たら、本当にどうでもいいことかもしれません。

深井龍之介(2022)「歴史思考」ダイヤモンド社


本を読むことがおもしろいと思えたのはきっと、あの作品と出会ったからです。

あの作品に出会わなければきっと、本を読むことを拒んでいます。


人と話すことがおもしろいと思えたのはきっと、あの人と出会ったからです。

あの人に出会わなければきっと、人と話すことを拒んでいます。


いま考えていることは、たまたま自分がここにいるから生まれています。

自分が立つ位置を変えれば、考えていることなんていくらでも変わります。


けっきょく、自分の世界というのは「普段なにを見ているか」や「普段誰と会っているか」によって決まってくるものだと思います。

糸井重里、古賀史健(2018)「古賀史健がまとめた糸井重里のこと」ほぼ日


正しいから、正しいと思っているわけではありません。

正しいと思う根拠がたまたま近くにあったから、正しいと思っているだけです。


よいから、よいと思っているわけではありません。

よいと思う根拠がたまたま近くにあったから、よいと思っているだけです。


たまたま自分がここにいるから、その判断を下しています。

一歩横に動くだけでも、見える景色は変わります。


マネジメントなんか大嫌いで、「ものづくり一筋の職人としてやっていきたい」と言っていたような人が、「人にものを教えるのは、おもしろいなぁ」って、変わっていくのをわたしは何度も見てきました。

ほぼ日刊イトイ新聞(2019)「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた」ほぼ日


希望も、絶望も。

期待も、不安も。


あなたがいま、たまたまそこにいるから感じているに過ぎません。

大きく見えるのも、小さくみえるのも、あなたがそこにいるからです。


近くにあるものは大きく見えて、遠くにあるものは小さく見える。

ただ、それだけの話です。






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高倉大希
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