はじまりはいつも緩やかに
2023年10月9日(月)朝の6:00になりました。
病的なまでに思慮深いやつの思考さえ遠く及ばない。
どうも、高倉大希です。
ノートの1ページ目は、いつだって綺麗です。
心機一転がんばろうという気持ちが、そこには表れるからです。
ところがページを重ねるごとに、字は雑になっていきます。
気がつけば、居眠りによる謎の線が引かれることになるわけです。
これが、スタートダッシュの成れの果てです。
だれもが経験したはずなのに、だれもがこれをくり返します。
スタートダッシュが重要になるのは、あくまでも短距離走の話です。
長距離走でスタートダッシュをかましたとしても、のちにバテておしまいです。
それにも関わらず、盛大にかましたくなってしまうのが人間の性というものです。
オープニングセレモニーに予算をかけすぎて、閉会式はハリボテです。
これが、スタートダッシュの成れの果てです。
だれもが経験したはずなのに、だれもがこれをくり返します。
走っている途中に、軽食をとる人なんているのだろうか。
フルマラソンに出場するまで、ずっとそう思っていました。
いざ走ってみると、その必要性を身に染みて実感します。
とてもじゃないけど、食べなければ走れないのです。
給水所に置いてあるバナナが、いかにありがたかったことか。
チョコレートひと粒が、どれだけ偉大だったことか。
なにごとも、急に大きく変わることはありません。
最初からすぐに変わらないことを自覚して、継続することが大切です。
言い方を変えるなら、意図して緩やかにスタートを切るべきだということです。
わたしはちは、自動的に張り切ってスタートを切ってしまいます。
はじまりはいつも緩やかに。
給水所で待っています。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。