物語に偶然はない
2023年8月11日(金)朝の6:00になりました。
夜行バスで神戸に到着しました。
どうも、高倉大希です。
物語には、偶然が起こりません。
雨が降ったのなら、そこには雨が降る必然性があります。
葉が落ちたのなら、そこには葉が落ちる必然性があります。
物語には、偶然が起こりません。
必要な役割を担う人物のみが、物語に登場します。
必要な役割を担い終えた人物は、物語から退場します。
物語には、順序がつきものです。
こぶたがつくる家は、最初が藁でなければなりません。
旅人の服を脱がせるのは、最初が北風でなければなりません。
物語には、順序がつきものです。
大きなかぶを引っ張るのは、最後がねずみでなければなりません。
吊り橋をわたるのは、最後がおおきいやぎのがらがらどんでなければなりません。
現実には、偶然が起こります。
洗濯物を干した日に限って、雨が降りはじめることもあります。
落ちてきた葉が、頭の上に乗ることもあります。
現実には、偶然が起こります。
思わぬ人と、思わぬところで出会います。
思わぬ人と、思わぬところで別れます。
現実には、順序があてになりません。
歳下だからといって、自分よりもすごくないとは限りません。
歳上だからといって、自分よりもすごいとも限りません。
現実には、順序があてになりません。
全員がこの note を、毎日読んでくれているとは限りません。
全員がこの note を、はじめて読んでくれているとも限りません。
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