ふあんとわたしと生きている
こんばんは、こんにちは。
ふと目をつむって、どぶんと水のなかにはいり、
水面のきらきらをゆらゆらと眺めている内に沢山の時間が進んでいった。
世界は翳りを帯び、憂な表情で今日も生きてる。
さてあなたはわたしはどうなんだい。
わたしは今日もふあんと共にいる。
肩の後ろにぬとっといる、背中が冷たくなる。
小さな囁き声が聞こえる、「あぁ、だから言ったじゃない。裏切られるのよ。」
宣告のような針のように冷めた声で。
大人の私が元気な時は「そうね、でもまた頑張れるわ」と毅然と伝えられる。
そうじゃないときは内側のやわいわたしが言う(そうだった、こうなるものだった)
その言葉は柔らかい内側に鈍い痛みをくれて、
わたしの胸がぎうとなる。ぎりり。ぎう。ぎう。
それでも私は不安とわたしと生きていく。
辛い心うちの中、頑張って笑ってる。
笑わなきゃ、周りの人に気を遣わせてしまうもの、でもあれ、どうやって人とお話しするんだっけ。
それでも私は不安とわたしと生きていく。
もしかしたらあなたもそうなのかもね。