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適応障害休職記録13(復職1週目 新部署での勤務開始)

こんにちは、あんぱんママ◎です。
気が付けば桜の季節🌸
娘は保育園のお散歩で公園に行き、
桜の花びらをたくさんかき集めて遊んだりしているそうです。
この季節ならではの楽しみ方、ほっこりします☺

前回は復職直前に、人事と大モメした件を書きました…。

今回は復職1週目の様子を書いていこうと思います。


復職初日 人事と面談

前回の記事に書いたように、
復職後の労働条件について人事と大モメしていました。
(ほぼ全社員に適用されている在宅勤務とフレックス制度が、
なぜか復職者は使えないと言われた)

外部の弁護士事務所へ相談するなど、
徹底抗戦の姿勢をとっている中、私の父が急逝。
人事との抗争どころではなくなり、一旦休戦状態になっていました。

人事からは、復職初日に人事部長から直接説明させてほしいとの連絡があり、面談が開催されました。
面談は、人事部長、会社専属の保健師、私の三者で行われました。

面談では、人事側から以下のようなことを伝えられました。

  • どこにも明文化されていない中で『在宅勤務とフレックスは禁止』と突然告げる形となってしまったことは申し訳ない。

  • これまで暗黙のルールのような形でこの運用を続けてきた。
    誰からも疑問の声や反対意見があがることもなかったので、このような運用を続けてきてしまった。

  • ただ、会社には「安全配慮義務」というものがあり、復職者を他の社員とまったく同じように扱っていいというわけではない。

  • 例えばフレックスをOKにしてしまうと、出勤時間を日によって変えることも可能になるので、生活リズムが崩れる恐れもある。
    フルで在宅勤務というのも、今後出社が難しくなってしまう恐れがある。

  • とはいえ、毎日出社勤務というのは今の働き方にそぐわない。
    外部の弁護士事務所へ相談いただいたこともあり、人事としてもこの運用を見直すきっかけになった。

  • フレックスの適用はNGだが、週3回の在宅勤務は認める形としたい。

  • 復職1か月後の産業医面談で問題がなければ、フレックスと在宅勤務の制限は解除される。

ということでした。
もともと週2回くらいは出社勤務しようと思っていたので、
人事から提示された労働条件で手を打つことにしました。

今回の件でわかりましたが、
おかしいと思ったことには声をあげてみることだな、と。

どうしても休職者って職場に迷惑をかけた後ろめたさがあり、
多少理不尽を感じても、我慢して言葉を飲み込んでしまう傾向があるのかもしれません。

私も1人だったら、人事から「ルールです」と言われた時点で泣き寝入りしてしまってたかもしれません。

ただ、夫から「それは絶対おかしい!!」と強く後押しされたこともあり、外部の弁護士事務所へ相談するなど、かなり強硬なアクションをとることもできました。

「休職者だから」「自分さえ我慢すれば」というような自己犠牲よりも、
「おかしいことはおかしい!!」と強く声をあげるほうが、いろんなことが良い方向に向かうんだな、と学んだ出来事でした。

今回の件で人事もルールを見直すそうなので、
今休職中の方々が、今後私と同じような理不尽を感じずに済むといいなと思います。

新しい部署での業務開始

上司の方との面談や、同僚の方々とのランチ会、私への業務説明…など、
あらかじめ段取りをいろいろと整えていてくれました。
本当に感謝です…。

新しい部署は、エンジニアのサポートをする部署なので、
皆さんほぼ残業なく働かれており、ママさん社員が多くを占めているようでした。
ランチ会でこのような話を聞くこともでき、とても安心しました。

前の部署との関係

前の部署の上司を見かけたのですが、
目をそらされてしまい(ご本人はそのつもりないかもですが)
結局挨拶できず、最近もたまに見かけますが正直気まずいです…。
良い理由での異動ではないので、気まずくなることは予想してましたが、
やっぱり複雑な思いになりました。

ただ、中には私の復職を知り、
「またランチ行きましょう!」や「気にしないで!」というように声をかけてくれる元同僚もいて、すごくうれしかったです。
私もこんな温かい行動ができるようになりたいと思いました。

休職生活を振り返って

適応障害による私の休職は、約2か月で終了しました。
休職期間中、いろんな本やブログ、コラムなどを読みましたし、
本当にいろんなことを考えました。
ずーっとモヤモヤモヤモヤ考えてました。

最後に、私のモヤモヤが一番晴れた言葉をご紹介します。
それは、初代バチェロレッテ福田萌子さんの言葉です。

大切な存在が増えて日常がガラリと変わってまだ1年、職場に【戻る】という言葉で以前と同じ様に働く事を想像されるかもしれませんが、大切な存在が増えた今、以前の大切な存在がいなかった時には戻れません。例えお仕事内容は同じだったとしても、【新しい職場にいる】ぐらい環境は変わっていると思います。

『仕事と子育てのバランスが取れず、職場の人の申し訳ない』初代バチェロレッテ福田萌子、
苦しむ相談者に「もう十分じゃないですか」熱いメッセージに涙

育休から復帰し、悩んでいるママに対するご回答です。
『戻る』ではなく『新しい職場にいる』くらいの感覚。
本当にそうだと思います。
『戻る』って思ってるから、子どもを産む前と同じように働こうとしてたんだな、と。

もう私はあの頃とは違って、家族を守らないといけない。
働き方を真剣に見直さないといけないと思わされました。

たくさんたくさん悩んだからこそ、
『「戻る」じゃない!』と思えたとき、本当に心がスッキリしました。
こうやって悩むことも私の人生にはきっと必要だったんだと思います。

本記事の総括

  • 会社相手でも「おかしい!」と思ったことは真剣に声をあげてみたほうが、事態は良くなるかもしれません。結果、周りの人も救われる可能性もあります。

  • 私のように復職と同時に異動する場合、どうしても前部署との気まずさは生じます…。ここは時間が解決してくれることを信じて、割り切っていくしかないのかなと思います。

  • 育休からの復帰は「戻る」じゃなく「新しい職場にいる」くらいの感覚で!

  • 私にとってはモヤモヤ悩むことも意味のあることでした。悩みぬいた結果、自分の働き方を真剣に見直すいい機会になりました。

本記事をもって、私の「適応障害休職記録」はおしまいにします。
ここまで読んでくださった方々、
「スキ」をくださった方々、
コメントをくださった方々、
本当にありがとうございました。

また別のテーマでnoteへの執筆は細々と続けようかなと思ってます。
引き続き、読んでいただけるとうれしいです☺

どうか、適応障害に苦しむ人が一人でも減りますように!

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