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研究主任でなくともできることはある!

最近、にわかに話題に上がっている「校内研究」というキーワード。

学校では主に「研究主任」のコーディネートによる校内研究が行われています
しかし、その多くの場合が小学校であれば、
低・中・高それぞれのブロックから1名の授業者を決め、公開授業に向けた授業案の検討及びその後の研究協議
といった流れではないでしょうか。

私の勤務校も例外ではなく、まさに上記の通りの校内研究を行っています。

幸いにも、私の勤務校では私が授業者に立候補する前に我先にと若手が手を挙げ、主体的な状態が維持できているのでまだよいのですが・・・
これが貧乏くじを引くかのごとく、なすりつけ合いになると目も当てられない・・・。

と、ここまで書いておいて何ですが、私は研究主任ではありません。

しかし、今年は研究主任をする気満々だったので、春休みに古舘良純先生の「研究主任のマインドセット」を読んで準備をしていました。

しかし、現実は昨年度に引き続き情報主任でした。

先ほどの古舘先生の著書から言葉を借りると、

研究主任を務める中で、校内研に大きな可能性が秘められていると感じました。研究主任の仕事次第で職員集団の意識改革が可能だと思えたからです。打ち手の数だけで言えば、管理職よりも学校改革のチャンスが多いかもしれません。

研究主任のマインドセットのまえがきより

という言葉を頼りに私なりの学校改革を!と思っていたのですが、それは別の人へと委ねることになりました。

しかし、夏休み全体の研修を通して考え方が少し変わりました。

それは、情報主任の方が打ち手が多いのではないか、ということです。

研究主任は、全体の研修をコーディネートしなければなりませんが、私は一授業者として思い切った提案も可能です。

また、今年は市のICT担当者内での公開授業を引き受けていることもあり、校内とは違う視点から提案することもできます。

そして、情報担当という立場を使ってそれぞれの授業者への情報提供も可能です。

情報主任のマインドセット

以前の記事で、私なりの「令和の情報主任のマインドセット」をまとめていきたいと書きました。

それ以後、頭の片隅でずっとくずぶっていたのですが、改めて情報主任のマインドセットについて、考えてみました。

詳しくは今後の記事でしっかりと書こうと思うのですが、今回の記事の流れでは「研究主任との連携」という視点が大切だと気付きました。

学校改革へ向けた、校内研究という打ち手の中で研究主任、管理職、他の先生方をつなぐ力を高めていく必要を感じました。

夏休みも終わろうとしている今日この頃ですが、情報主任としての一つのモチベーションを見いだせたので、今後のnoteでの記事化に更に力が入っていきそうです。

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