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ドイツから日本を見ている。
こんにちは!
今日は1ヶ月ちょっとドイツに滞在している僕の、今の時点での感想を少し話してみたいと思います。
これはよく言われることだと思いますが、離れてみて初めて気付く自分のいた場所の良さってありますよね。
僕にとっては日本がそうです。
ドイツに来た真冬の初日。
フランクフルト国際空港の雑多な大きさ。
90分遅れてきた電車。
朝ホテルを出たら、車道で本気で殴り合っている3人組(普通に巻き込まれそうになった)。
物乞い。
街や車の泥。
全てのはじめては皆、自分の元いた場所の当たり前を想起させました。
日本ってすげえ!
治安もインフラも、食べ物も住み心地も、レベチの国だっのだと、EU屈指の先進国にやって来て思ったのでした。
最初はとにかくきつかった。
日照時間や食べ物、アクシデントや言葉や手続き。
イレギュラーな問題も含めて様々な種類のたくさんのストレスが、多様な方角から一気に襲いかかってきました。
普通に体調を崩し、毎食のたびに下痢し、身体も心もすさまじくダメージを受けていたと思います。
しかし徐々に、心を落ち着かせ街を見渡し、時には街を出てみる。
ライプツィヒという街のかたち。
ここに住む人々。
ベルリンやハンブルグ、ドレスデンの街並み。
帰り道の電車の中、ライプツィヒ中央駅について少しほっとするようになってきた自分がいました。
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ライプツィヒの街の落ち着きや公園の多い景色、日本よりも気さくに話してくれる人の多さ。
離れてみてはじめてわかるよ。
そんなこと日本にいた時だってわかっていました。
でも、頭でわかっていただけだったんです。
身体で、芯からそうだと知ること。
感じたこと。
これらはやっぱり、大きさが違うのです。
直に経験したという印象の大きさが。
そしてそれは間違いなく、何か大きなものとして自分の中に佇むようになるでしょう。
影響をポケットにつっこんで。
それからを生きていくことになると思うのです。
今僕は、日本人としてドイツから日本を見ている。
でもそのうち、変えていかねばなりません。
日本人として、ドイツを見なければ。
日本とまず比較して日本の良さを必死に見つめ安心しようとしていた自分から、正面からドイツを見つめる自分になるのです。
そうすることで、きちんとその国を好きになれるようになるんじゃないかと、思います。
とにかく行動して、くまなくこのヨーロッパを歩きたい。
それが今の目標の一つです。