寒中モクレン
パザパザパザザー
大鳥の羽ばたきのような寒風が
草木の間を吹き抜ける
ヴィオラの花々が
妖艶な舞踊に似せて翻る
ド、ド、ドサムーイ
私の肌を冷気が刺す
冬陽浴び
黄金に輝くモクレンの
でかいからだがゆさゆさゆさ
いく枚もの葉っぱが
気ままに舞う
黄や緑や茶や虫食われ
小さいの、中くらいの、大きいの、
風波に乗り
ひらひら
はらはら
くるくる
ブリリアン!
1枚の葉が
ゆったりゆったり
手のひらに降りてきた
手のひらよりも大きな黄葉
しっとり湿り
しなやかに横たわり
息づいている
あと何日か経てば
モクレンの樹は裸木となり
厳寒を凌ぐ準備を終えるだろう
飛翔を待つ葉っぱの間には
つっくく つくん
すでに硬い白銀の毛皮で被われた
花芽が育まれている
△▼ ▲▽ △▼ ▲▽ △▼ ▲▽
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
お互いに体に気をつけて、寒い季節を過ごしましょう。
今回の詩は、
モクレンの冬支度に喚起されて、
希望をほのかに表現してみました。
みなさんへの新春の挨拶を兼ねて。
愛知県と静岡県の境にある、
西から東へと連なる丘陵(弓張山地または湖西連峰)
とその景観、住環境を、
住民無視の高架産業道路建設(二川ルート)から守りたいという活動に、
地味(地道ではなく)に参加しています。
ご興味のある方は、
「浜松湖西豊橋道路を考える会」のホームページを覗いてみてください。
県に提出したメンバーの「意見書」も読んでいただけると、
私たちの思いがあなたに伝わるのではないかと思います。
地域の風景写真なども紹介されています。
よろしければご覧ください。
来週も水曜日か木曜日に更新する予定です。
また見に来てください。
私もみなさんのページを訪ねて、楽しみたいと思います。
◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇
noteへの投稿から生まれたフォトポエム集です。