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猛暑の中、スポーツする子供が必要な栄養

パリ・オリンピックが開幕し、TVで応援する日々を過ごしています。
観戦して試合の結果に興奮してしまいますが、オリンピックの試合に挑むその瞬間の裏には、物凄い努力や苦労と時間を積み重ねてきているんですよね。
一生懸命に挑む姿は本当に「尊い」と感じて観ている日々です。

さて、今日は猛暑のこの時期にサッカー・野球・バスケットボールなど激しいスポーツをしているお子さんに必要な栄養素「カルシウム」についてお話します。

猛暑の中で頑張って練習しているジュニアアスリートが大勢います。
今日の投稿が少しでもお役に立てましたら幸いです。

では、本題です。

運動していない子に比べ、汗をかく機会の多いジュニアアスリートはいつも以上に多くのカルシウムが必要と言われています。
理由は、カルシウムが汗と一緒に流れ出てしまうからです。

1リットルの汗でカルシウムが約40mg失われるというデータもあります。
その他にも鉄やカリウムなどのミネラルも同時に失われてしまいます。

カルシウムやマグネシウムが不足すると、足がつったり、けいれんを起こしやすくなるので、お子さんのパフォーマンスにも影響します。

では、必要なカルシウム摂取量はというと・・・

汗からも流れ出る分をふまえると、ジュニアアスリートの場合、1日1,000mg以上カルシウムを摂るよう心がけると良いとされています。

牛乳で換算すると、コップ5~6杯分の量になりますが、牛乳だけに頼るのではなく食品からも摂取するのがお勧めです。


煮干しや桜えびなどは少量でもカルシウムを補いやすい食品で保存もききます。
アレルギーが無ければ、間食に小分けにした小魚とナッツを一緒に摂ると良いです。

ヨーグルトやチーズも冷蔵庫に常備しておくと、お子さんも好きな時に自分で取り出して食べる事ができるのでお勧めです。

大豆製品は、暑くて食事の支度がしんどい時や時間のない時でもパッと出せるものが多く、カルシウムのよい補給源になります。

野菜では、小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜にカルシウムが豊富に含まれています。

カルシウムは鮭やさんま、干し椎茸などに多く含まれているビタミンDと一緒にとることで、吸収が促される事がわかっています。
ビタミンDは、日光を浴びると体内で合成されるので、1日15分以上を屋外で過ごすお子さんであれば、それ程気にしなくても良いかと思います。

また、カルシウムとマグネシウムが合わさる事で骨が合成されることにもなる為、成長期でもあるお子さんは、1日の食事の中でカルシウムとマグネシウムをバランス良く摂る事を心掛けると良いですね。

最後に、補足ですが
お子さんにスポーツドリンクを持たせる事も多いのではないでしょうか?

例として、ポカリスエットとアクエリアスでお話しますが、含まれている成分を見ると違いがあります。

ポカリスエットは、人の汗の成分に近くて、体へ吸収されやすいよう作られているので脱水症状の時などに向いています。

アクエリアスの方は、ポカリスエットにはない疲労回復に効果のある成分が含まれているので、運動後の水分補給に向いています。

両方に言える事ですが、糖分や添加物も含まれているので多飲するのは避けたいところです。
スポーツドリンクだけを持たせるのではなく、麦茶や水の水筒とは別にスポーツドリンクも持たせるのがベストだと思います。

まだまだ暑い時期が続きます。
スポーツ等で大量の汗をかいて熱中症で体調を崩したりしないように
うまく活用していきたいものです。



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たなからぼたもち
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