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YouTubeがやめられない娘とルールを話し合ってみた
子育てあるあるの1つ。
子どもとYouTubeの付き合い方に悩む。
私もこの問題に悩まされている。
4歳の娘はYouTubeが大好きで、放っておくと際限なく見てしまう。
そりゃそうだよね。YouTube面白いもんね。私だって大好きだもの。
YouTubeに対しての考え方は人それぞれだろう。
私はYouTubeそのものが悪いとは思わない。子どもにとっては過激な表現の動画もあるが、キッズ用のYouTubeならそういった過激なものはフィルタリングされている。
問題なのは、YouTubeによって生活リズムが乱れることだと思う。
娘は、登園の時間なのに、食事の時間なのに、寝る時間なのに、YouTubeがやめられない。
時間制限を設けてみても、なかなかその通りできない。
結局、大人が無理やり辞めさせて、娘は号泣。
いっそのことYouTubeを一切禁止にしてしまおうかとも思ったが、それは自分を律するトレーニングをする機会を娘から奪うことなのかもしれない…と気づき思いとどまった。
しかし、親としてどういうアプローチをすべきなのか…
そう悩んでいた矢先、娘の通う保育園で保護者懇談会があった。懇談会では「お悩み相談」のコーナーがあり、子育ての悩みを相談しあうことができた。
そこで私はこのYouTube問題についてママさん方と先生に尋ねた。
みなさん悩まれているのは同じで、対策として聞けたのは以下だった。
そもそも全面禁止にしている。
約束の時間が来たら親が問答無用で端末の電源を切る。
YouTubeキッズアプリのタイマー設定を使って管理する。
Wi-Fiを切る(すごい!)
約束の時間が分かるように砂時計を使う。
など…
「やめさせる」にしても手段としては色々あるようだ。ふむふむ、参考になる。
担任の先生からもアドバイスをもらうことができた。
4~5歳の子どもたちは自治能力が少しずつ芽生えてきます。ルールを理解して自分の行動を律し、決められたルールにただ従うだけではなく、周囲と話し合ってルールを変えたりできる子もでてきます。
YouTubeに関しても親子でルールを話し合えるといいですね。
あと、時間を守ることについてですが、子どもにとって時間の経過を理解することは難しいです。例えば、「10分YouTubeを見ていい」というルールがあっても、「10分」がどのくらいか分からないんです。時間の感覚が育つまではアナログの時計をいっしょに見ながら、「長い針が2のところに来たらおしまい」などと声をかけると分かりやすいと思います。保育園でもお片付けの時間を伝えるときに行っている方法です。
なるほど。目から鱗だ。しかもアドバイスが具体的で試しやすい。やっぱり保育士さんってすごいな….
さっそく、娘とYouTubeのルールについて話をした。
YouTubeをたくさん見ると目が悪くなってしまうかもしれないから、見ていい時間を決める。
ご飯、ねんね、保育園の準備はYouTubeより大事なこと。大事なことが終わって余った時間でYouTubeをすること。
ルールを守れる人はかっこいい。
などなど…たくさん話をした。
娘なりに背景を理解してくれたようだった。特に、「目が悪くなる」ということにビビっていた。
娘と決めたルールは以下だ。
YouTubeを見るときは終わりの時間を親子で決める(タイマーをセット)
アナログ時計を横に置いて見る
タイマーが鳴ったら、自分でYouTubeを止める
…驚くことに、あれだけYouTubeを止められなかった娘が、タイマーが鳴ったら自分で停止ボタンを押すようになった。自分でルールを決めて、それを実行できたことが嬉しかったようだ。あと、アナログ時計を横に置くことで、「もう少しでタイマーが鳴る」と心の準備ができるようになったことがミソな気がする。
いやー、懇談会でアドバイスをもらってよかった。
娘には能力はしっかりあって、あとは親の接し方ひとつなんだな…と実感した出来事だった。
めでたしめでたし…. と言いたいところだが、新たな課題が浮上した。
約束の時間にYouTubeを止めれるようにはなったが、すぐにまた「YouTube見た~い」というのだ。気が付くと1日のトータル視聴時間がえらいことに…
さて、どうしたものか。
次回につづく…..