娘、プリキュア映画のネタバレをかます
(この記事は映画プリキュアオールスターズFのネタバレを含んでいます!!ご注意ください!!)
我が家は私、夫、娘(3歳)、息子(5か月)の4人暮らしだ。
私と夫は大のプリキュアファン。そして、そんな我々夫婦に育てられ赤ちゃんのころからプリキュア英才教育(?)を受けた娘もしっかりプリキュアファンになった。
夫の長年の夢は子どもとプリキュア映画を見に行くこと。娘も3歳になったし、今年はいっしょに映画に行きたいと楽しみにしていた。
今年のプリキュア映画はこちら。
できることなら、私・夫・娘とそろって見たいところだが、赤ちゃんの息子を連れて映画に行くことは難しい。
ということで、まず夫と娘が見に行き、別日に私が1人で見に行くことにした。
公開日翌日、夫と娘は最寄りの映画館へ出かけた。
私は娘が映画をちゃんと見れるか心配だった。というのも、今年7月に娘は初めて映画(アンパンマン)を見に行ったのだが、途中で飽きてしまって「帰りたい」と言って聞かなくなり、最後まで見ずに退出してしまったのだ。
娘はプリキュアを毎週テレビで見ているが、立ち歩いたり他の遊びをしつつ見ていることもしばしば。そんな娘が椅子に座って約70分見ていられるのか…??
まあ、心配しても仕方ない。退出したらしたで思い出になる。
*
結果、娘は最後まで鑑賞できたらしい。(途中で2回トイレに行ったそうだが…💦)
娘は映画を楽しんだようで、ちゃっかりパンフレットを買ってもらっていた。大好きなエルちゃんとキュアマジェスティをスクリーンで見ることができて嬉しかったそうだ。
娘は帰ってからはずっとパンフレットを眺めながら、映画の感想をつぶやいていた。
プーカ(映画のゲストキャラの妖精さん)がかわいかった。
プリキュアいっぱいいた。
おもしろかった。
などなど。娘からはかわいい感想を聞くことができた。
もっと娘の口から感想を聞きたい。どこがどう面白かったのか知りたい。
しかし、この時点では私はまだ鑑賞していなかったため、ネタバレだけは何としても防ぎたかった…。幸い、娘からはストーリーに触れるような情報は出てこなかった。私が掘り下げなければ大丈夫そうだ。
私が鑑賞するのは翌週。それまでは娘に色々と質問することは控えることにした。
※もちろん、夫にも「私が見るまでネタバレしてくれるな。ネタバレした場合は相応の報いがあるぞ。」と釘を刺してある。
しかし、これが甘かった。
娘はパンフレットを見ながら、唐突に私にこう言った。
娘「ママ、シュプリームって、めっちゃ悪いで。そんで、プーカはプリキュアになるで。」
私「え!!!?」
夫「娘ちゃん!それ以上はアカン!!!言ったらアカン!!!」
今回の映画のゲストキャラである、キュアシュプリームとパートナー妖精のプーカ。この子たちのことは私も予告映像で見て知っていた。
え?シュプリームって味方じゃないの??実は敵だったオチなのか??しかも、妖精のプーカがプリキュアになる、だと…??
(劇場版では妖精がプリキュア化する展開がたまにある)
夫の慌てっぷりから、今の娘の発言がストーリーの核に触れていることは明らかだ。
まさか、娘から特大のネタバレをくらうとは…。
…というか、さっきまで「かわいかった」「面白かった」みたいなフワッとした感想しか言ってなかったのに、なぜいきなりストーリーの核を暴露してしまうのか。
(え?娘ちゃん、ママに何か恨みある?)
…ここはポジティブに考えよう。それだけ娘はしっかり鑑賞していたということだ。経験を言語化できている点も素晴らしい。
私はプリキュアファンモードを抑え込み、母モードになることで理性を保った。
*
翌週。
私は1人で鑑賞した。
娘の発言の通り、シュプリームは実は敵だったし、プーカはプリキュアに変身した。
(プーカはどのタイミングでプリキュアに変身するのだろう…とソワソワしながら鑑賞した)
娘は的確にネタバレしていたのである。
うむ、すごいぞ娘。しっかりお話を理解してたんだね。
私は思わぬ形で娘の成長を感じることとなった。
私はもう映画を鑑賞した。もうネタバレは怖くない。これからは思う存分娘と映画の話ができる。
そして、映画の帰り道、私は思った。
娘に「ネタバレ」の意味とマナーについて教えよう、と。
まじめな(?)映画の感想はこちら!
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