
4年ぶりのハロプロのコンサートは控えめに言って最高だった
私はハロプロのヲタク、ハロヲタだ。
ハロプロのコンサートはツアー形式で行われることが多く、地元関西のコンサートにはよく通っていた。
最後に行ったのは2019年夏。その直後、第一子の妊娠が分かり、体調不良のためその年の秋ツアーの参加は断念。出産して落ち着いたらまた参加しよう、と思っていたら世はコロナ渦…
そんなこんなで、4年間コンサートの参加を見送ってきた。
コロナが5類移行されたことに伴い、コンサートでのコールが解禁された。
私はコンサートでのヲタクたちのコールが大好きだ。もちろん私もコールする。このニュースを聞いて、「あー、コンサート行きたいな」とボソッとつぶやいた。
それを聞いた夫は「え、行って来たらいいやん」とあっさり快諾してくれた。
我が家には3歳の娘と2か月の息子がいる。私がコンサートに行くということは、その間2人の世話を夫にお願いする必要がある。
私「え?いいの?せっかくの休みやのに2人の世話大変やん」
夫「全然いいよ~ 適当にやっとく~」
私「神…」
ということで、夫の協力を得られることになったので、大阪のコンサートに参加することにした。
今回参加したのはこちらの大阪公演。
モーニング娘。'23 25th ANNIVERSARY CONCERT TOUR ~glad quarter-century~ encore
(タイトルが長い…!!)
いや、もうね、最高だった。
やっぱり生のコンサートっていい。会場の空気感、メンバーのオーラ、ヲタクたちの気迫…DVDやライブビューイングでは味わうことができない臨場感がある。
コンサートの感想をまとめていく。ヲタクの独り言にしばしお付き合いください。
グッズ販売がアプリ化されていた
私がコンサートから遠ざかっていた4年の間に、グッズ販売がアプリ化されていた。
以前は売り子さんに欲しい商品を口頭で伝えていた。グッズは種類が多いしメンバーごとにあるため、喧騒の中正確に伝えるのは大変だった。私は注文の際は腹から声を出していた。注文に時間がかかるため、行列も長くなる。
現在は、専用アプリで商品を選び生成されたQRコードを売り子さんが読み取る形式になった。腹から声出ししなくても正確に伝わるし、列に並ぶ時間も少なくて済む。これはめっちゃありがたい。4年で時代は進むもんだ。

推しのフクちゃんこと譜久村聖ちゃん
久々のコール
コンサートの鑑賞スタイルは人によって様々だ。コールするorしない、振りコピするorしない、双眼鏡を使うor使わない など…
ちなみに私はコールはする派だ。ソロパートでは担当のメンバーの名前を叫ぶのだが、それが楽しくて仕方ない。個人的にはヲタクのコールも楽曲の一部だと思っているので、4年ぶりにコールありの曲を聴けて感無量だった。
ベテランは余韻で魅せる
現在、モーニング娘。'23には9期〜17期メンバーが在籍している。(モーニング娘。は2014年からグループ名末尾に年号をつけるようになった)
17期は最近加入したところなので、トークのみの出演、つまりパフォーマンスは9期〜16期で行われた。
キャリア的には9〜11期がベテラン、12〜13期が中堅、15〜16期が若手 といった具合だ。
(14期は卒業している)
もちろんどのメンバーも素晴らしいが、個人的にベテラン勢はパフォーマンスが神がかっていると感じた。長年の経験がなせる技なのだろうか、まずオーラが凄い。自分のパートを歌っている間はもちろんキメキメだが、歌い終わった後の余韻があるのだ。目線、表情、髪、指先、スカートの裾…あらゆる方法で曲の世界観を表現していた。
私の推しのフクちゃんもベテランの1人だ。この域まで到達するのにどんな努力をしたのだろうか。ただただ彼女たちに敬意を表する。
レジェンド推しと新たな推し
私のレジェンド推しはフクちゃんこと譜久村聖(ふくむらみずき)ちゃん。
一番先輩の9期メンバーで現在26歳、リーダーを務めている。
モーニング娘。25年の歴史の中でフクちゃんがリーダーの期間は9年。モーニング娘。を支えた功労者の1人と言えるだろう。
フクちゃんとの出会いは2011年、彼女がモーニング娘。に加入した頃だった。フクちゃんにハートを撃ち抜かれた私は、あっという間にハロプロの沼に転がり落ちた。
あれから12年、フクちゃんは今年の秋ツアーをもって卒業することが発表された。モーニング娘。としてのフクちゃんを拝めるのもあとわずか。今回、生でコンサートを見ることができて本当によかった。
哀しい歌を歌わせたらフクちゃんの右に出るものはいない、個人的にそう思っている。今回のコンサートでも印象的なパートが山ほどあった。フクちゃんは切なさ、哀しさ、もどかしさ… といった表現が抜群に巧い。フクちゃんはとにかく声質が素晴らしい。儚くて繊細で、でも芯はしっかりしている。そしてそこに磨き上げられた歌唱スキルが合わさると、もう最強なのだ。
ああ、できることならずっとモーニング娘。にいてほしい。でもフクちゃんは次のステージに進むのだ。ヲタクとして今のフクちゃんのパフォーマンスを目に焼き付けておきたい。
そして、新たな推しメンバーができた。15期の山﨑愛生(やまざきめい)ちゃんだ。現在18歳、2019年にモーニング娘。に加入した。
パンダさんが大好きな天真爛漫な女の子。(パンダに「さん」と付けないとめいちゃんに怒られるので注意。)
はじける笑顔にかわいい声、アイドルになるために生まれてきたような子だと思う。
以前からめいちゃんのことは好きだったが、ここ最近気になって仕方なかった。今回、コンサートでパフォーマンスを見て、めいちゃん沼に落ちた。
明るい曲はめいちゃんの真骨頂。キラッキラの笑顔に弾むようなステップ。あれ?羽でも生えてるんですか?もしかして天使なんですか? という錯覚に陥る。ああ、お小遣いあげたい。

めいちゃんの凄さはかわいさだけではない。
さっきまで天使のスマイル、語尾に⭐︎がつく感じで歌っていたかと思ったら、クールな曲ではびっくりするくらい妖艶な表情と声。そして流し目、不敵な笑み…
え?中身入れ替わりました?何か憑依しました??「めいちゃん」なんて呼んじゃダメ、「めいさん」と呼ばせていただきます。
曲によって全く違う表情を見せてくれるのがめいちゃんの凄いところなのだ。めいちゃんはまだ18歳。今後キャリアを積んだ彼女がどんなアイドルになるのか、楽しみでならない。
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以上。ヲタクの独り言でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。