出不精旅日記 台湾2日目 台南ふらふら散歩
市場を抜けてしばらく歩くと映えスポットとして有名なジュース屋さんが↓
そしてまた歩くと廃墟のようなところが↓
ちょっとお腹が空きました。
美味しいと評判の「無名米糕(ミーガオ)點心店」へ。
米糕はもち米を醤油や酒などで味付けし、豚肉やシイタケなどを混ぜ込んだ食べ物です。
お昼時、店の外には行列。当然店内は満席。
テイクアウトの注文もどんどん来ます。
「忙しいのに入ったら悪いなあ…」と入店をためらう私達。
つい厨房にいる人たちの気持ちになってしまうのです。
左にいるおばさんの迅速で的確な手さばき、そして少々ぶっきらぼうだけれど温かみのある対応。
早口の中国語が行きかっています。夫曰く
「おばさんはすごく忙しいのに、お客がどうでもいいこと話しかけるんだよ。でもきちんと返事してるよ。偉いなあ!!」
アシスタントの息子さん? は主にテイクアウトやウーバーの対応をしています。こちらもスピーディ。
まさに達人一家。見習いたい!! 私達はしばらく見惚れていました。
そして当然ながら…お料理はすべて美味しかったです。
ではデザートの豆花を探しにホステルの方に戻りましょうか?
豆花(とうふぁ、中国語だと どうふぁ と発音します)。
中国、台湾の伝統的なお菓子で、最近は日本でも見かけますね。ありまさでもたまにご提供しています。
甘さ控えめの豆乳プリンで、煮豆などをトッピングすることで様々なバリエーションが楽しめます。
プリンというと基本的にひんやりしたものを思い浮かべますが、豆花は温かいものもあります。
冬場でしたし、温かいものは未経験でしたから、私は今回の旅で「一度は温かい豆花が食べたい」と思っていました。
確かホステルの近くに豆花屋さんがあったのでそこに向かいます。
朝は閉まっていた店も昼に向かってどんどん開店して、街がにぎやかになってきました。
歩いていると歩道でものすごい量の野菜をひたすら刻んでいる女性がいました。ひとつの飲食店用としては多すぎるし、刻んだ野菜をあちこちに卸しているのかしら…??
大変なお仕事ですが、作業そのものを楽しんでいるような丁寧な手さばきで頭が下がります。
他人様の口に入れるものをぞんざいに扱わないのは当然といえば当然ですが、肉であれ野菜であれ「いのち」を頂くのだから、大量に処理するときでも野菜に敬意を失わないように…彼女の手つきは当たり前のことを思い出させてくれました。
豆花屋さんに着きました。が、温かいのはないそうです。残念。
私は竹炭が入ったものをチョイス(写真・右)。
ハト麦をトッピング。
コンクリートみたいな不思議な色ですが、これが美味しいのです。
夫はかき氷(写真・左)、元気ですね…。
(つづく)
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