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本の素晴らしさ
今回は、脳科学者である茂木健一郎氏の著書
「頭は本の読み方で磨かれる」という本の内容を紹介します。
著者は、脳を鍛えるには読書が一番であると主張していますが、
「どんなに時代が流れても、私たちは絶対に言葉を使い続けるのだから、
その言葉を磨くためには読書が必要となる」
と、私たちに教えてくれています。
今回の内容を通して、本を読むことのメリットを脳科学者の視点から
教えてもらいましょう。
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脳を鍛えるために読書せよ!
SNSが流行って、コミュニケーションが簡単に取れるようになった
現代では、今までよりも言葉の重要性が増しています。
言葉というのは、人と繋がる能力や状況を判断する根本に当たるものです。
言葉によって世界の捉え方や感じ方、人との結びつき方も変わるので、
私たちは言葉を鍛えていかなければなりません。
本を読むということは、普段の生活では聞き馴染みのない表現や単語、
知らない漢字もあるので、読む人のレベルによっては
とても苦労する作業です。
しかし、辛抱強く読書を続けることによって、少しずつ理解力は
高まっていきますので、読める本の幅も広がっていきます。
読書を続けていくことによって、本の内容が自分の過去の経験と
結びついて熟成されていくので、読んだ本の数だけ高いところから
世間を見渡せるようになります。
この熟成というプロセスを経て、一度自分の中に蓄えられた知識は
知性や見識として定着していくので、この積み重ねこそが
その人の行動を決める「センス」になるわけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716861903215-BasQ5AzfaE.png?width=1200)
どんな大発見でも、何もないところから急にアイデアが浮かんできて、
それが大発見になることはまずあり得ません。
そこに至るまでの過程では、先人の研究結果やデータなどが必ずあるので、
世紀の大発見という結果が得られます。
ですから、今までの知識を読書などで勉強して自分の中に蓄積していけば、
知識同士が結びついて驚くべき形で閃くことがあります。
その時のために、読書によって自分の中に知識の土壌を作って
おきましょう。
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