実践に役立つ株情報【02】
過去の日本では、銀行にお金を預けているだけで(10年で)
2倍近くに増えるという夢のような時代がありました。
時は1980年代末期から1990年代初頭、日本中がバブル経済に湧き、
株価や不動産価格が高騰していた頃です。
年利は約6%で推移しており、利息も貯金していけば、
およそ12年でお金が倍になる水準です。
この利回りをほぼノーリスクの定期預金で実現できていたなんて、
当時を知らない若い方にとっては信じられないと思います。
しかし、バブル崩壊に伴って金利は下落を続け、
99年にはゼロ金利目前まで落ち込みました。
その後はITバブルなどの影響で少し持ち直す時期も
ありましたが、2008年のリーマン・ショック以降、
預金でお金がほとんど増えない超低金利は
今も続いています。
銀行に預けていても金利がほとんどつかない今の時代でも、
5%程度の金利が受け取れる方法があると言ったら
どう思いますか?
「そんなの有り得ない」と思うかもしれませんが・・・・
株式投資をすれば配当金という形で、銘柄によっては
投資した金額の5%以上を受け取れるものがあるのです。
『株式のことはよく分からないから不安だ・・・・』
『損するかもしれないというリスクがあると聞いたけど・・・』
『銀行に預けておけば損することはないからそれでよい・・・』
日本では投資に関して否定的な方が多いので、
このように考えている方が多数派だと思います。
2022年になってから、食料や光熱費、公共交通など
さまざまな値上げが相次いで発表されました。
消費者にとっては家計への影響がどれだけあるのか
不安になるところですが、これが実は企業にとっては
成長へのきっかけになるのです。
原油高や原材料高に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻や円安も
影響しているようですが、全ての要因がこれから先ずっと
続くはずはありません。
値上げ要因が解消されたとしても、再びの値下げとはなりませんので、
企業にとって今回の値上げは、利益を増やすチャンスです。
日本の国家予算は年々増え続けていますが、これは日本国内に
流通しているお金が増え続けていることを意味しています。
世の中に必要な企業なら、利益が増えれば株価も上がって
いくのが自然ですから、株式の勉強をしたり、実際に投資して
みるのはちょうどいいタイミングです。
実践に役立つ株情報【02】の内容は以下の通りです。
・どんな銘柄を購入すればいいのか
・株式分割の発表で株価上昇
・権利落ちの空売りで儲ける
・空売りのルール(1)
・空売りのルール(2)
・空売りのルール(3)
・空売りのルール(4)
・配当落ち調整金の拘束
・信用取引の株主優待
・空売り投資 実践例(2022年6月)
・空売り投資 実践例(2022年9月)
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