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御在所岳 樹氷 ~撮影旅行よもやま話集~
年末に旅行仲間達と、御在所岳に『樹氷』を観に行く話がまとまりました。
御在所岳はロープウェイを降りたらスグ!冬の絶景『樹氷』を楽しむことが手軽に出来るのです。
愛知からだと御在所岳はスキーだって出来てしまう、近くてとっても便利な冬の観光地なのですよ。
折角だから御在所岳の『樹氷』だけでなく、近隣の観光地である東海道五十三次の関宿の観光などもして、関宿の近辺で宿泊をしてみようとなり、宿を探すことになりました。
関といえば、ブルートレインで宿泊できる宿もあったな~と思い出しましたよ。
旅行仲間達に「ブルートレインの宿に泊まってみる?」聞いてみましたが、イマイチの反応だったため、ごくごく普通の宿を予約しました。
観光と宿泊で訪れた鈴鹿山脈の麓にある関宿は、12月末ともなると、とても寒くてチラホラ雪が舞っていました。
翌朝の関宿の雪景色と御在所岳の『樹氷』に期待が高まります。
翌朝は、薄っすらと雪化粧をした鈴鹿山脈の写真を写してから、営業開始時間が9時の、御在所岳の麓のロープウェイ乗り場、湯ノ山温泉駅に急いで向かいます。
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湯ノ山温泉駅の手前の坂道は、もしかすると雪が積もっているかも・・・と心配していましたが、雪が全く無かったので、安心して走れました。
チケット売り場の案内で『樹氷あり』との表示に、ホッと一安心。
実は『樹氷』は天候に左右されるので、『樹氷』のある確率は50%程度との事前情報で聞いていたので、心配していました。
でも、今回は無事に『樹氷』を観られるとのことなので、早速チケットを購入してロープウェイに乗り込みました。
ロープウェイが山上公園駅に近づくにつれ、徐々に雪の冬景色になって行きます。
そして山上公園駅から外を観ると、山頂の樹々が見事に『樹氷』となっていました。
残念なことに、山頂はあいにくの曇り空でした。
そんなに都合よく青空は拝めないとのことなので、仕方がありません。
空に文句を言っても絶対晴れてはくれませんので、早速、『樹氷』の撮影や散策をするために、雪道となっている山頂の散策路に向かいました。
まだ殆ど人も居ない山頂を、ゆっくりと撮影出来たのは幸いでしたが、次は青空の中で『樹氷』を撮影したいものだとの、願望も湧いてきましたよ~。
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『樹氷』の撮影や散策にも満足したので、少し早い昼食を山頂の展望レストランで食べて、帰りのロープウェイに乗って帰途につきました。
ロープウェイを降りて駐車場に向かうと、わずか300台分しか無い駐車場に入るための、駐車待ちの車が車列を作っていましたよ。
ホント朝一で、急いで御在所に来て良かったと思いましたね。
天気が良くて空気が澄んだ寒い早朝には、運が良ければ遠くに小さく『富士山』が観えるらしいのです。
残念ながらまだ1度も、ここ御在所岳から『富士山』を観たことがありません。
国鉄20系客車のブルートレインは、1985年に廃車後に国民宿舎『関ロッジ』に設置され、宿泊施設として使用されていました。
車内に通年で宿泊可能な最後の保存車でしたが、2015年3月に指定管理者の撤退から閉館、営業終了となってしまったとのことです。
ブルートレインは、今も解体されずに残っているようですが、残念ながら老朽化も激しいことから、もう宿泊は出来ません。
しかしゲストホテル『関ロッジ』さんにお願いをすれば、外観や室内を見せていただくことだけは、時間帯に制限はあるみたいですが、まだ可能とのことです。