【日記】お金はおっかねぇ
齢24にしてお年玉を未だに貰う私は、今日も今日とて目を輝かせていた。
祖父母宅へ向かう道中だが、なぜこんなにも、キラキラとした眼差しを車窓から外に向けているかというと、久しぶりに祖父母の顔をみて話ができるからである。
あとはやっぱお年玉が”SUPER HOT”!!
受け取ったときに身を焦がすような喜びがほとばしるのだ。
まあまあ忙しい学部に入ってしまい、そこまでバイトをする気にもなれなく、いつも金欠気味である。
そんな生活の中のオアシスともいえよう。
金は水のようだと誰かが言ったな。
人がゴミのようだ、だったっけ。
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でもなぁ…成人してから貰うのって一体どうなんだぁ…?
というか、成人が18歳に引き下がったけど、世のおばあちゃん達は2年分浮いたとほくそ笑ん出るのではないか…?
老後の資金繰りは大変だもんね。
20歳以上は過半数が貰ってないようだ。
彼、彼女らは貰えないことに関して何も言わないだろう。
ちゃんと立派な孫だ。
そういう人たちが過半数なので、貰えるワクワクと共に祖父母宅に向かっていた自分と比較してちょっと恥ずかしい。
この歳でコレとか甘えてんなぁ〜、自分。
甘えさせてくれてありがとう、ジジババ。
でも待てよ…
“4位「23歳以上」13.8%”
いるううううううううう!!!!!!
7人に1人は仲間ってコト!?
なんてこった…。
振り返れば仲間がいる。
さっきまで不安だった心が落ち着いてきた。
ありがとう仲間のみんな、できることなら祖父母の愛を一生受け取っていこうな。
受け取る時はニコニコ笑顔で気持ちよく受け取るんだぞ。
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ちなみに今年もいくらか貰ったので目を輝かせたまま自宅に帰った。
そのノリでキラキラしたお目目のままAmazonとユニクロで欲しい物ポチー、カゴにポイーってしたら使い切っちゃった。
一瞬で祖父母の愛を溶かす資本主義ってスゲェ。
今年も祖父母の声が聞けてよかったよ。
健康一筋でこれからも孫の行く末を見つめててね。