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職員の「心の発達」を保証する:職場の6要因に意図して介入しよう

稲盛和夫さんは、「大きな志を持つこと」「常に前向きであること」「努力を惜しまないこと」「誠実であること」「創意を凝らすこと」「挫折にへこたれないこと」「心が純粋であること」「謙虚であること」「世のため、人のために行動すること」等を、個人として持つべき善い「考え方」と仰います。

善い「考え方」を持つことは個人でもやれますが、組織が職員の「心の発達」を保証するために、職場で働く個々の職員の「心の発達」に影響する職場の6要因に組織的に介入しましょう:

職員の「心の発達」に影響する職場の6要因
  1. 意見の異なる相手との間では、互いの価値観に耳を傾け合うこと

  2. 「利己的段階」の職員は管理職に就けないこと

  3. 「職員の基本的価値観と資質・能力」の修得を全職員の目標に据えること

  4. 「利己的段階」の職員を「他者依存」以上の「心の発達」段階へ導くこと

  5. 現場の問題を解決することに躊躇しないこと

  6. より高い「心の発達」段階の管理職者を執行部員に選出すること