見出し画像

子育てとサステナブルな生活は両立する?

 お金がどこからきて、どこに行くのか?を想像する力を付けることを目指すフィナンシェの会。この想像力を育むことがサステナブルな社会にもつながる、と思いながら、色々なアイディアを試しているものの、うまくいっていないこともたくさん。今回は、これから改善したいと思うことをまとめてみました。みなさんは、これらにどんなアクションをしていますか??

1. おまけのオモチャ

画像1

 悩ましいものの筆頭が、病院や歯医者さん、レストランなどでもらうおまけのオモチャ。もらったときは喜んでもらえるけれど、家に帰った途端に忘れられる存在です。

 どれもプラスチックなので、捨てるのも罪悪感でいっぱい。最近は、8歳の長女が「おまけは要らないから、大人のメニューから選ぶ」と言うことも時々出てきました。でも5歳の次女は、毎回もらい、毎回私がこっそり捨てての繰り返し…。

 最近、デニーズがお子様セットのオモチャを廃止し、2枚程度のワークブックのようなものを配るようになりました。子どもたちに「プラスチックのおもちゃはもらっちゃダメ」とは言いにくい。とは言え、料理しない日も作りたい。ということで、このような行動してくれるレストランが増えてほしい…と思っています。

2. お菓子

画像2

 手作りおやつは当然時間がなくて出せないですが、せめてオーガニックな身体に良いものを…。と思いつつ、友達からの口コミで知るスナック菓子の美味しさ。学童は毎日スナック菓子が出ていますし、保育園からの帰りや、公園で遊んでいて「いる?」ともらったお菓子にはまることも多いです。

 無添加、オーガニックということをどのように伝えるのか? 食育の観点からも今後教えたいなと思っている分野です。

3. フードロス

画像3

 かなりの困っている度が高いのはフードロス。長女と次女の味の好みが違うので、どちらかは食べるけど、もう一人は食べ残す…ということも多いです。栄養バランスの点からも、食べてほしいのですが…。

 冷凍保存もしますが、それでも捨てる量は多い。そこで、思いついたのはコンポスト。毎日やるのは面倒で続かなそう、虫が来たらどうしよう…などで、重い腰が上がらなかったのですが、ようやく購入を決めました。今週末から試そうと思っています。

 ちなみに、コンポストのことを8歳の長女に話したところ、「地球がお熱(温暖化のこと)にならないなら、みんなやればいいじゃん。良いことなんでしょ」というリアクションが。できたら、娘に率先して土を育ててほしいな…なんて淡い期待を抱いたり。

4. 洋服

画像4

 子どもの成長は早く、1年前の洋服があっという間に着れなくなってしまいます。娘は2人なので、お下がりが活躍するのですが、それでも要らない洋服の量は毎シーズンかなりの量。かなり使い込んでいるので、寄付もできません…。

 せめても…という想いで不要な洋服を貯め、H&Mの回収ボックスに入れるようにしています。ブランドを問わないという点で、何度も持って行っていますが、お店に行く機会が少ないのも難点。

 また、買ったばかりのズボンの膝が破れる、ということも。何度か、ダーニングやあて布をして繕ったこともあるのですが、時間はかかるし上手じゃないしで、毎回はできていません。

5.学校の規則に合った文房具

画像5

 小学校で使える筆箱は決まっていますか? 娘の通う学校では、低学年の使える筆箱の様式が決まっているのですが、とにかく壊れやすいんです。まだ2年経っていないのに、2つ目が既に壊れてしまい…。

 他の形の筆箱でも良いのでは?と思ったのですが、「先生に怒られるから学校に持っていけない」とのこと。できたら長く使える筆箱にしてあげたいのですが、難しいですね。

 文房具だけでなく、教科書も同じ。海外では先輩たちが使った教科書を下級生が使う、というところもあるようで、サステナビリティを学ぶためには学校現場も変わらなければいけないのでは、と感じています。

* * *

 とにかく、子育てをしながらサステナビリティな生活を送るのは本当に大変。無理なく、でも子どもたちの未来のために、行動は起こしたいと思っています。もし「こんな方法で子どもに話したら、行動を変えたよ」など、実践しているアクションがあれば、教えていただきたいです!

* * *

 フィナンシェの会では、お金が「どこから来て」「どこに行くのか」というお金の流れを中心に、子どもにお金を教えるアイディアを紹介しています。フォロー&他のアイディアもぜひご覧ください。


この記事が参加している募集

たくさんの家庭や子どもたちに届けるため、可愛いイラストを使ったお金の紙芝居、海外事例の翻訳など、さまざまなコンテンツを作っていきたいと考えています!