今回の動画
Evil Woman
題名はそのまんま邪悪な女だが。
邪悪なのになぜノリノリなのか。
いつもの通り勝手に解釈してみると、最後の一行が大事なような。
歌詞
試訳
訳してて思ったこと
冒頭で立てた仮説(最後の1行が大事?)というのは、Verse 3 の最後ということです。繰り返す箇所は除きます。😅
僕の試訳(私訳の一歩手前)では、「君にはもう行く当てがないんだなって」と訳したのです。
割と冷たく見えますが、実はこれが一件落着なのではないかというひねくれた解釈をしています。
というのは、全編通して、この主人公は悪女に振り回され続けたらしいことが窺えるのです。しかも、色々要求された時・場所でトラブル解決すると、即座によそに行って、夜遊び火遊びの類で、またトラブルメーカーをする(仮)。
トラブルというのはこの場合、単なる小競り合いとかではなくて、色恋沙汰のトラブルかと。😅
あちらこちらに追いついていくんですが、あるとき悪女の目を覗き込んだときに、何か達観のようなものが見えましたと。
どんづまっているという感情が見えたのか、焦りの類が見えたのか、あるいは、きっぱりと不埒な遊びは卒業しようと思ってたのかわかりませんが(このとき主人公の男はおそらく眼中にない😅)、遊び歩いて男を翻弄するのはここで終わりだという幕引きだけは彼女の中で決まっていた。
じゃあ、結局、どうするんだと。
周りを見渡すと、必死に追いついてカバーしてきたやつれた男が手近に居ると。
男としてはやや複雑な心境かもしれないが、選ばれるにはグッドタイミングでそこに居たわけです。そういうニュアンスじゃないかと…。もう行く当てないのならここらで落ち着かないか、という。
いや、小説と違って歌詞は短いし、補助線・伏線の類は全くないんですけどね🥶。
おまけとして
デュラン・デュラン、おっさんになる過程でよほど邪悪な悪女に遭遇してしまったのか(違)、この世界のずっと前には、
往年の良曲(グラミー賞もたしか獲ってましたが、名曲なのかは、耽美的として茶化されたりもしてた気がするので)として、
「普通の世界」について歌い上げていましたが。
唐突ですが、遂にトランプ再選してしまいましたね。
彼、れっきとした犯罪者ですよ😅。
皆、日本だと忘れがちだけど。
アメリカの分断など見ていると、「普通の世界」が今や希少価値を帯びている気がします。
僕らは刺激に慣れ過ぎて、「かつての異常」を日常にしているかも。
無駄にノスタルジア。
🔵過去作のまとめあります
読んで聴いていただけたら、とても嬉しいです。