シェア
透明人間マーロウ
2021年12月11日 12:57
僕は文字記号を覚えるのとほとんど同時に物語を書くようになった。それからずっと、定期的に小説(らしきもの)を書いている。頭の中にある街をスケッチしたり、地図を描いてみたり、住んでいる人たちに話しかけたり。(あくまで通り過ぎていく風として。) じゃあ、文字記号を覚える”前は”どうしていたのだろう?というと、迷路を描いていた。チラシをたくさんもらって、四角い部屋を区切り、入口と出口をもうけた。それ