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一緒にごはんを食べる意義

前回の投稿に載せたメンバーの遡ること7年
2017年頃の夏休み
あの頃の夏休みは9月にある音楽祭に向けて毎年ワンデイ合宿と称し
朝から集合してレッスン、お昼を食べて午後は練習する日がありました。
ある時は
一緒に作った焼きそばとセルフサービスのサンドイッチ、果物
ある時は朝からカレー10人前準備したこともあります
なんといっても小学3、4年生めっちゃ食べる!
楽しかった。
ランチの時間は本当にみんな楽しそうにおしゃべりしていました。そしてそれぞれが私に
「学校でね、◯◯ちゃんがね、、」
と全体の輪とは無関係に自分の話を私にして来るのですが、
誰が、どうして、どうなったのかすら良くわからない。
中には酔っぱらいのからみみたいにぐだぐだ(しかし一生懸命)話します。
話がすごく下手!
まあ、なかなか話をまとめるのは難しいのかもしれないけれど、それにしても話し慣れていない印象を受けました。
合宿が終わってから母がふと言いました。

「毎日家族そろってご飯食べてる子あんまりいないんじゃないの?」

そう言われて考えてみると、確かに、ほとんどのお家が共働きで、夏休みで寝坊したらお母さんはお勤めに行ってしまい朝ご飯抜きでレッスンに来た子もいました。

もしかしたら、こんなにおしゃべりしながらご飯を食べていないのかも知れない。だから、みんながしゃべっている中で自分の話をしようとすると速く言おうとして脈絡が無くなってしまう。だから話が下手!
でも本当は話を聞いてほしい

お昼にカレーを作った日
カレーが好きじゃなかった子がおかわりしました。
「カレー好きじゃなかったんじゃないの?」と聞くと
「これは美味しい」と言いました。
そして誰かが
「ねえ、なんだか家族みたいだね」
と、言いました。
家族じゃないけど、みんなで食べるご飯は家族みたい
もしかしていつもカレーが美味しくなかったわけはそこにあったのでは?

お家でも学校でもないけど
そうだよ!ここは家族みたいな場所
7年後再び集まった高校生は久しぶりに集まった家族だったんだね。

タイトル写真カレー編が見つからず、、、


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