「ただの人が買ってよかったもの2024」〜食べ物飲み物編〜
世間にまったく何の影響も及ぼさないわたくしが決めた、今年買ってよかったもの。
今回は、食べ物・飲み物編。
第5位 とちお油揚げ(ただし半額になってるのを買う)
行きつけのスーパーで、たまに半額になっている、分厚い油揚げ。これ、後述する某YouTuberのレシピ「常夜鍋」にぴったり。「あ、とちお油揚げが半額になってる。あ、ほうれん草が安い。ちょっと高いけれど豚バラスライス買ってしまうか」という感じで買ったその日に常夜鍋。豚バラスライス少なめでも、とちお油揚げで満腹に。最近になって近所のスーパーにいつもあるこの存在に気づいたのだ。
気になった人は、ググれ!
(今気づいたが、「分厚い油揚げ」への熱い情熱は、きっと、「定義山の油揚げ」由来だな・・・去年の某単独ライブでさんざんイジられた・・・)
第4位 サントリー天然水SPARKLING
炭酸水なんてどれも一緒、ではない。まだ羽振りがよかった&雑用でモーレツに忙しかった頃、頻繁に使っていた某食材通販の炭酸水の泡が細かくて好きであった。しかし、貯金を切り崩しながらやりくりしている昨今、その某食材通販は「今週もキャンセル」を連発している。で、近所のスーパーにいたこの炭酸水のパッケージにある「高密度」というのに惹かれて買ってみたところ、私の好みにハマった。蒸留酒を割ってよし、ストレートでもよし。ケニア土産の蜂蜜*で漬けたレモンと共に自家製レモンスカッシュ最高。
*ケニアでお世話になっている方の弟様が養蜂をなさっている。去年、蜂蜜を買いたいといったら、小さな密封容器に入れて、買わせてくれた。混じりっけなしの純粋蜂蜜である。話の流れで「夜に蜂の様子を見るのにヘッドライトを作りたいから、小さな懐中電灯があったらくれないか」と言われて、手持ちのをあげた(ちなみに、ケニアに行くときは、大小いくつか持って行く)。本人は例によって「ヘッドランプ」に自作するようであったが、それなら商品として存在するヘッドランプがあればより便利だろうと、今年「ヘッドランプ」そのものを購入し、差し上げた。そうしたら、大変喜んでくださり、純正蜂蜜を去年の3倍以上の容器に2つ分いただいた。なので、存分にレモンの蜂蜜漬けを作ったのだった。
第3位 カップヌードル「シンガポール風ラクサ」
食べたことのないものに手が伸びるわたくしである。カップヌードルも随分と高価になったが、在庫一掃セールで若干安くなったときに「買っておこうか」と思って大好きな「シーフードヌードル」と共に手に取った。一時期、「トムヤムクン」にどっぷりハマった。今でも美味しいと思うのだが、昔ほどではない。
そしてまた、「シンガポール風ラクサ」も、まとめて買った割には、早めに飽きがきてしまっている。加えて、あるとき保温ポットのぬるい湯を注いでしまい、「バリカタ」になったそれを食べたことが、少しトラウマになっている(あれこれ面倒くさかったのでそのまま食べてしまった・・・)。
とはいえ、初めてのあの一口目の衝撃。あれは忘れない。ということで第3位。
第2位 アウトドアスパイス ほりにし(スパイス2割引きデーで)
ずっと気になっていた。そんなにうまいものなのかと。一時期、「クレイジーソルト」にハマって、何でもかんでも焼きものにかけていたが、「飽き」は突然わたくしを襲う(・・・って、誰か言っていた。誰だ。宮沢章夫だったように思う)。
以来、「まざりもの」ではなく、「塩」「醤油」「味醂」等々、「それそのもの」を入手するようになった。フライパンも「フッ素」のではなく、基本的には「鉄」「アルミ」「ステンレス」というように・・・。
で、行きつけのスーパーで「スパイス2割引き」の日に、とうとう買ってしまった。何にかけてもいいみたいだったのだが、たまたま、「半額未満」になっていた和牛ステーキ肉(しかもサーロイン)を見つけてしまい、一緒に買う。そして焼く。
「とりあえずこれをかけておけば、旨くなる」という調味料。いつ飽きてしまうのか、楽しみだ。
第1位 味の素(グルタミン酸ナトリウム)
某「バズレシピ」にハマったのも今年。飲んだくれのその方のレシピは平常運転で味が濃いので、子持ち&中年のわたくしとしては調味料の量の調整は必須なのであるが。
私の実家には、「味の素」も「アジシオ」もなかった(しかし、「だしの素」はあった)。別にポリシーでも何でもなく、ただ、なかった、というだけだ。なので、「味の素」がどんなものか知らなかった。
で、炎上しているのを見ると、「ワシも使ってみよう」と思うのだ。食い物とは関係ないが、『えんとつ町のプペル』も、そんな気持ちで見たのを思い出す。「知らないのにとりあえず批判しとこ」=「食わず嫌い」というのが嫌なので、ひとまず食ってみる。
昔、ナンシー関が、山下真司版の「食いしん坊万歳」は、真なる「食いしん坊」になったと評していた(はず)。「口に合わなそうだな」というものでも、「複雑な味ですね」などと言ってお茶を濁す辰巳琢郎とは対照的に、(私の記憶にあるナンシー関の評によると)山下は、まず一口食べて、怪訝そうな顔をするや、すぐに二口目にいく。まだ納得がいかなければ何も言わずに、三口目もいく。これこそが(ナンシー関のいう)「ホンモノの食いしん坊」なのだ・・・というような論評だったように思う。
私もまた、食いしん坊である。「食ってみろ」と言われたら、とりあえず食べてみたい。ケニアの西の方の市場で「それは蟻だよ。食ってみな」と言われたら食ってみたし(個体が小さいので味わうことはできなかった・・・「大人のふりかけ」のCMに出てきた男の子みたいな感じで食った)、「今屠ったばかりのヒツジの生レバー、新鮮で滋養にいいから食ってみな」と言われたときも、(当時日本ではさんざん「レバ刺し」を食べていたが)、何往復かの問答の末、食べた。
で、味の素は確かにうまかった。関心を持たれた方は、某レシピの「卵かけご飯」(オリーブオイルを使うやつ)をやってみてほしい。醤油の量は要加減。
ただ、いまひとつ「グルタミン酸ナトリウム」の使い勝手はわからず、応用できないわたくしは、「バズレシピ」の通りにしか使えないのであった。
【番外編】
明治十勝カマンベールチーズ(の空き容器)。わたくしは、このカマンベールチーズのシリーズが好きだ。「チーズ2割引き」なんかでうっかり買ってしまう。そして、開けたら最後、すぐ食べきってしまう。
ポイントは「食べ終えてからの容器」である。これが便利である。特にリボベジ(水耕)にぴったり。
我が家のテーブル・グリーンの子たちの写真で、このオチのない記事を終えよう。
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