雪の日にエアコンが止まった!?降雪時に急増するお問い合わせを一挙紹介!
※2022年12月12日に公開した記事です
師走に入り各地で積雪を観測するなど、本格的な冬の訪れとなりました。
この時期、富士通ゼネラルのコールセンターにはエアコン使用に関するお問い合わせが急増します。
その一方、実は降雪時のお問い合わせは故障ではないことも多く、予め知識を持っておくことで慌てずご自身で対処できる場合もあります。
代表的なお問い合わせをQ&A形式で紹介しますので、ぜひこの冬ご参考にしてください。
Q. 暖房運転中にエアコンが突然止まってしまったのですが...
A.「霜取り運転」によって停止している可能性があります。運転が再開するまでそのままお待ちください。
外気温度が低く湿度が高い時に暖房運転をしていると、室外機に霜が付きます。霜取り運転では、暖房能力の低下を防ぐために室外機についた霜を溶かしています。この間、室内機・室外機のファンが停止します。一般的に1回につき4~15分程度で、その後暖房運転を再開します。
ノクリアの場合
霜取り運転時には「運転」ランプ※のみがゆっくり連続点滅します。
※2007年度以前に発売したエアコンの「運転」ランプの色は赤色、2008年度以降は緑色です。 (2008年度以降でも赤色の場合がありますので、お使いのエアコンの取扱説明書をご確認ください。) 2002年度以前に発売のエアコンには「霜取り」ランプが点灯する形式もあります。
Q. 霜取り運転を止めることはできますか?
A. 霜取り運転を中止することはできません。
前述の通り、室外機に霜が付着することによる暖房能力低下を防ぐために、霜取り運転が必要です。運転が再開するまでそのままお待ちください。
ちなみにゴク暖ノクリアZNシリーズ(2023年モデル)は、暖房運転を続けながら霜取りを行う機能を搭載し、ぽかぽかの快適な空気で室内を満たします!
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Q. 室外機から水・湯気が出ているが...
A. ご利用状況によって、室外機から水や湯気が出る場合があります。
下記のイラストのような場合は故障ではありません。
「霜取り運転」の際に霜が溶けてできた水分が、室外機底面から出てきたり、湯気となって室外機の背面や吹出口から出てくる場合があります。
Q. 室外機の周りに雪が積もっても使用できますか?
A. 室外機周辺の除雪をしてください。
室外機の吸込口や吹出口が雪でふさがれると、暖まりにくくなったり故障の原因になることがあります。室外機周辺の雪を除去してください。また、降雪の多い地域では室外機の周りに雪除けを設置したり、高置台に設置してください。
※室外機周辺の除雪をする前に、必ずエアコンの電源プラグをコンセントから抜いてください。
ノクリアの場合
Q. 室内機の表示部に「56」と表示、または運転ランプやタイマーランプが点滅するが...
A. 「56」または「運転ランプが5回、タイマーランプが6回の点滅」は、室外機のファンが正常に回転してないことを表すエラー表示です。
故障ではない場合もあるので、まずは以下の点についてご確認ください。
室外機の正面側やファンの周辺に雪が積もっていませんか?
室外機周辺の雪を除去してください。
※室外機周辺の除雪をする前に、必ずエアコンの電源プラグをコンセントから抜いてください。
室外機のファンに氷やツララはついていませんか?
気温が上がり、氷やツララが溶ければ、通常通りご使用いただけます。
※ファンについた氷やツララを無理にとると故障の原因となる場合があります。お客様ご自身で取らないで、商品をご購入の販売店または当社コールセンターへご相談ください。
ここまで代表的なお問い合わせを4つ紹介しました。
なお、問題が解決しない場合は商品をご購入の販売店やメーカーのコールセンターへ必ずご相談ください。
また、12月1日から政府の節電要請期間がはじまりました。
積雪時だけでなく、日頃から室外機の周辺をキレイにしておくことは省エネにも繋がりますので、ぜひ1度確認してみてください。適切に暖房を使用して、寒い冬を乗り越えましょう!
暖房強化(寒冷地向け)エアコン「ゴク暖 ノクリア」特設ページ