年収1千万円のサラリーマンは勝ち組なのか? 新しい働き方(?)をしている人は意外と身近にいたはなし
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※今回の記事は結論はありません。
いろんな人がいるよね、いろんな働き方があるよねということで、特に特定の働き方を推奨する記事ではないのでご了承ください。
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一つ前の記事で祖母の葬儀で親族と会った話を書いたけれど、その時のこと。
身内の話なので具体的な内容は避けるけれど、フツーの田舎に住んでいる、あまり勉強が好きではなく、かるーーい感じでノリと勢いで生きている男性がいわゆる副業10選に出ているような仕事で一発あててがっつり稼いでいてびっくりした話。
今後も稼ぎ続けられるのかはわからないけれど。
基本的には私の身内は実直に堅実に生きている人が多く、どちらの親族も割と固く生きている人たちばかりなのです。が、やっぱりみんながみんなそういうわけでもないので外れ値みたいな人は出てきます。
どちらかと言えば親の代まではみんなそこそこ固くに生きてきたはずなのに、子どもの代になったら急にフリーランスの人もちらほら出てきてあんなに固い感じだったはずなのに皆どうした?という感じになっている今日この頃。
その中でも特に勉強せず(言い方は悪いけれど)友だちとつるんで遊んでいた印象が強い彼が、医療系の資格をとり頑張っているよ~という話を聞いたのは10年くらい前のこと。
あんまり長続きしそうにないなぁと思っていたら、いつの頃からか辞めて商売やりだしたらしい、と何となく風の便りに聞いた。
もちろん周りは「まったくいつまで続くんだか」という感じもあり、どうしたってもろ手を挙げて賛成にはほど遠かった。それでも、意外とがんばっているらしい。
それなら応援したいな、そして単純にすごいなーと思って聞き流していたけれど、今回会ったのをきっかけに話をいろいろ聞いていたらなんと起業して5年で二社経営して、年商3億円だそう!
利益率もなんとなく聞いてみたけれど、十分利益を出していて、SNSを教えてもらったのでチェックしてみたところ時流に乗った稼ぎ方だなと思って感心した。
もちろん年商であって年収じゃない。
けれど、店舗も持たず、事務所も借りず、人を雇わず原価を押さえれば儲かるのは当然のビジネスモデル。ネットってすごい。
税金対策で個人の所得は相当抑えていると聞いたけれど、そうだとすればだいぶ夢があるな~と思った。
会社員なんかより、伸びしろが無限大過ぎて倒れそうだ。
副業をやっている人の話を聞くことはこの一年で何度もあったけれど、それでもそこから本業になるまで上手く育て、ビジネスにすると実際ここまで大きくなるのね!という実例を直近で見た気がしてちょっとびっくり。
ちなみに彼は家族との時間を大切にするために人生の方向性を変え、当初は相当いろいろあったらしいが、今では基本的にはオンラインの作業中心、働く時間は一日5h以内、SNS関係は基本的に外注、細々したところは母親を雇用して働いているそうだ。
話半分に聞いてもそれなりにインパクトのある世界である。
(そして特殊な事例であることは理解している。)
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私の古い友人は数年前専業ライターで毎日倒れそうな日々を送っていて、いつか倒れるんじゃないかとずっと心配していた。
そしてある日、『私はライターを辞める、そしてYouTube事業で食べていく!』と決めたときはそれなりに驚いた(ちなみに彼女は今現在も10万人以上のフォロワーがいるYouTuberで、それ以外の活動もしています)。
彼女はもともと派手なタイプではないし、キラキラ女子でもない。
ただ友人は何となく、そういう方向に行くんじゃないかと思っていたからそこまで激しく驚いたわけでもなかった。
それが今回全然違うところで、身内が新しい稼ぎ方をしているのを目の当たりにすると本当に時代は変わったんだなぁとどうしたって思ってしまう。
働き方って本当にいろいろあるのだ。
会社員は上手くやれば稼げる仕事だと思うけれど、年収1000万円〜って税金や社会保障費の恐ろしい額の天引きを免れることはできないし、案外手取りってそこまで多くない。
そして職種や住む場所によっては年収1000万円なんて、アメリカだったら多分安すぎて転職を考える人だって出てくるレベル感である。
この間も別のところで博士号を持っていて海外で働けば分野によっては3000~4000万円くらいもらえるのに、何で日本で働くとヘタすればワーキングプアだの1000万円もらえれば御の字みたいな環境なんだろうという話をしたばかりだった。
その時は採用の話をしていて、そんなお給料で海外から良い人とれるわけないでしょという趣旨だったけれど、一方で勉強なんてしなくったってこんなに稼げるやり方もあるのかと思うと何だか考えさせられる。
働き方は結局生き方の価値観なのかもしれない。
イヤだったらみんな働き方変えなよ、それは自分の選択だよという話をしたいわけではなく、すごく夢が見れる世界があるんだね✨というわけでもなく、上手く言えないけれど考えさせられる出来事でした。
エッセンシャルワーカーの人たちや教育に関わる人たち、サービス業その他諸々必要な仕事の人がそれだけで食べていける世の中になってほしい。
日本で普通にまっとうに生きていると夢が見られない時代、ということを改めて突き付けられたということ?!
あなたは何が大事ですか?
何を大切にして生きていきたいですか?、と問われている時代なんですかね。
読んでくださってありがとうございます。