タッチの位置が大きくズレるDS 【ゆらこの懐かしいゲーム②】
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初めてプレイした携帯ゲーム機は、ニンテンドーDSだった。
宇多田ヒカルが出ていたCMが懐かしい。
DSソフトだけでなく、ゲームボーイアドバンスのソフトも遊べた。
買ってもらったのはピンクのDS。誕生日だったか、クリスマスだったか、プレゼントでもらった。
しかし機械の繊細さを知らなかった自分は、
・ゲーム進行中にソフトを抜き差ししてフリーズさせる。
・セーブをしないで電源をOFFにする。
・タッチペンをなくす。
といった、絶対にやってはいけないことをよくやっていた。
そんなことをする前から、DSの調子が悪かった。
DSといえば、タッチペンで操作できることが特徴的だったが、
タッチの調整を雑に繰り返したからか、タッチの位置が大幅にズレていた。
タッチしたい対象物をタッチしようとすると、2個となりのものをタッチしてしまっていた。致命的。
自分はDSを最高3台まで持っていた。
2台目は親専用という名目で買った予備。3台目はこの5年後に買ってもらった、ニンテンドーDSi LL。
結果的に、家の中でDSをプレイしていた人間は自分だけになっていた。
しかも自分にはDSをやってくれるような友達もいなかった。
最初こそ、保護者同士の付き合いから繋がって同級生の子と遊んだこともあったけど、関係がこじれてからは一人でやっていた。
それでも大いに楽しんだDSライフだった。
楽しかったゲームをいくつか紹介する。
どうぶつの森
人間を動かして動物の住民と生活するゲーム。
操作する人間キャラは4人まで作れたが、自分は荷物がやたらと多くなりがちだったので、マックス4人まで作っていた。
最初は自分と同じ名前をつけた子を操作していたが、いつからか親がその子を操作して遊ぶようになり、自分は「サリー♩」という名前を付けた子を操作するようになっていた。
最初に書いていた通り、自分はセーブもしないで電源を切ってしまうことがよくあったので、リセットさんにはよくお世話になっていた。
リセットさんとは、モグラのキャラクターで、セーブをし忘れて電源を切ってしまったときに家の前の地面からあらわれる。
リセットさんの世話にはなっていたが、怖いので苦手だった。
会いたくないならセーブをすればいいだけなのだが。
好きな住民はブーケという青い猫の女の子。村に住み始めたとき、初期の住民として3人の動物住民がいたが、そのうちの一人がブーケだった。明るくてカワイイ子。
ぷよぷよ7
自分にとっては、ぷよぷよSUN以来のぷよぷよシリーズ。
まず、キャラクターの頭身が変わっていることに驚いた。
SUNの時のキャラクターは頭身高めだったが、今回は3頭身ぐらい。
しかも声も変わっている。楽しめるだろうか・・・という不安があったが、すぐに楽しめるようになった。さすがぷよぷよ7、フィーバーモードや大変身モードなど遊び方も豊富で楽しい。
そしてSUNではまったく連鎖が作れていなかった自分だったが、
ぷよぷよ7では、ある日突然連鎖の作り方が分かって、最大で5連鎖までなら作れるようになった。
SUNでお気に入りだった「ウィッチ」は、今回エンディングに絵で出てくるだけで、キャラとしてはプレイできなかった。
代わりにお気に入りになったのが、鉄拳お嬢様「ルルー」だった。拳で制することが出来る強いお姉さん感が好きだった。
スペースインベーダーエクストリーム Z
DSiで遊んだゲーム。「ニンテンドーDSiショップ」で購入した。
当時、レトロなゲームに興味を持っていた自分。そんな自分に、親戚のおじさんが「こんなのがあるよ」と教えてくれたのがこのインベーダーゲームだった。
自分が知っていたインベーダーゲームは、ゲームセンターなどにあったであろうテーブル型のものだったので、いまの時代はDSでもできるのか!と興奮した記憶がある。
アイテムをとると、弾の種類がビームになったり、二台の機体で打てるようになったりして楽しかった。
ハードモードでプレイすると、ボイスと背景が萌えキャラになるのが謎ではあった。かわいかったので頑張って高得点を出したかったが、ハードモードでは萌えキャラに見惚れすぎたのか、すぐにゲームオーバーになっていた。
MOTHER3
最後に、ゲームボーイアドバンスのソフト。初代DSでプレイしていた。
これをプレイしたのは、小学校低学年ぐらいの頃だったが、その歳でプレイして号泣したゲームだった。子供の自分にとっては悲しい展開も多かったけど、今でもストーリーの内容を覚えているぐらい、最高のゲーム。
1と2は、この1,2年後ぐらいにプレイしたが、やはり最初にプレイした3が一番強烈で忘れられない。
このゲームで感動して以降、親を失うことに対する恐怖と、自分がいつまで生きているのかわからないという不安に襲われることが度々あって急に泣いたりもしていた。
好きなキャラはクマトラ。ショートの赤い髪、口調。これもまた強さを感じるお姉さん的存在だと思っていたので惹かれていた。
優しさ、避けられない現実、絶望的な状況になってもまた立ち上がって生きていく強さなどなど、学びえたものが多いゲームだった。
【今回のまとめ】
DSをプレイし始めてから、それまで楽しんでいたパズルゲームやアーケードゲームなども引き続き楽しんでいた。これ以外にも、リズム天国や間違い探しのゲームなどでも遊んでいた。一方で、ストーリー性のあるゲームもゆったりと楽しむことを覚えた。
一緒にゲームをするような友達はいなかったので、携帯型ゲーム機を携帯して遊ぶことはほとんどなかったけど、代わりに家族や親戚とは時間がある限り遊んでいたし、あの時が一番楽しい時間を過ごせていたように思う。
「携帯型ゲーム機を外に携帯しない」
「ゲームはみんなではなく一人で遊ぶもの」
この時から、このプレイスタイルが定着していった。
③では、PSPとWiiの思い出を書こうと思う。