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気づいたら無理してて壊れるのを何とかしたい

毎年のように心の中で持ってる目標として
「無理をしない」というのがある。

高校入試の面接対策をしていた時には既にこの目標があったと思う。
自己犠牲の精神は変わらずあり続けている。

私は体力的にも精神的にも無理をしがちだ。
もう疲れてる!いま走ったら倒れる!誰か助けてくれ!と危険信号が自分の中で点滅してるのに、でも先生に怒られるだろうし…周りにも迷惑と心配かけちゃうし…とか思いながら「休みます!」と言い出せない。

そして、えいやー!とひとりで頑張った結果、倒れる。

結局、先生や周りに迷惑や心配をかけてしまう。

こんなことが、年に1回以上は起きていた。

それは社会人になってからも起きている。
今も、「いける!まだいける!」と無理をした結果、蓄積されていたストレスや疲れが抱えきれなくなり休んでいるという状態だ。

「社会人として未だに己の管理ができてないのはどうなんだ!過去から学びなさい!」と、もうひとりの自分が怒っている。
「でもやるしかなかったんだ…」と、別の自分が体育座りをしてうつむいている。


「普通」になりたかった


まず自分には、週5日、一日8時間労働(+休憩1時間)はできない。
過去にこういった労働条件がある場所をいくつか転々として働いたことがあったが、必ず心身ともに崩壊して働けなくなっていた。

社会人になる前から何となく無理だと思っていた。
学生時代に初めてやったアルバイトは週3日、4時間労働だったが、そこで毎回怒鳴られ周りから責め立てられたりして、それから心が狂ってしまった。
バイトという立場ではあるが、初めての仕事経験だったので、私の中では
「仕事=怖い」というイメージが定着してしまった。
怖い、というのは、まだマイルドな表現であり、本当は「死」ぐらいに強くマイナスなイメージを持っている。
長時間なんてとても働けないなと思った。

それでも、基本的には8時間前後働くのが社会人としては普通なのだろうから…と思い、それに自分を合わせようとし続けてきた。働かないと生活もできないし、ダメな人間と思われそうで怖かった。他人から見下されたくなかった。

「普通」とされていることに馴染まなければいけないと思ってた。
「普通」の人間として生きていかなければ、と。

社会人になってからもうすぐ8年目に突入する。
この間に正社員、バイト、派遣としていろいろな職種、業界の仕事をやってきたが、自分が思ってた「普通」にはもうなれないと分かった。

「仕事=怖い」というイメージは、あまりにも強くて、その後経験を重ねても「怖い」よりも良いイメージに変わることはなかったし、これからも無いだろう。

そんな怖いことを毎日続けている人たちがすごい、と思う。

さらに自分は、スーツも着ていられない。これも多分、新卒で働いていた時のイメージが脳内にこびりついてるからだろうけど、スーツを着ると吐きそうになる。

「普通」は、あきらめている。


それでも無理をしてしまう理由

 
今は色んな働き方がある。
なにも、組織に必ず属さなければいけないわけでもない。

いずれは、個人で仕事を受注していき、不規則にはなるかもしれないが自分のペースで働いていくのが理想的。
でもすぐにはそれで安定した生活は送れないので、今はバイトをしながら計画を立てて少しずつ準備を進めている状態だ。

働いてお金を稼がないと生活が出来ない。
独立して生活することもできない。
周りに負担をかけたくない。

だから「普通」と思っていたほどではなくても、頑張ってたくさん働かなければいけないと思っている。
気づいたら長時間労働を続けてしまっている。
無理をしている自覚はある。
でも、なかなか無理のないレベルまで落とすことが出来ない。

自分の生活のためでもあり、
誰かの力になり助けたいという思いのためでもある。
自分が楽なように動くペースを落としたとしても、自分だけが楽でいるような気がして罪悪感を感じてしまったりもする。

これが自分なのかもしれない。
無理をし続けてしまうことを良しとしている自分は消えない。

でも苦しみ続けているのも事実で、
自分の事を苦しませる自分と、苦しみたくない自分との間でちょうどいいところを探りつづけている。

楽はしたい。楽しく生きたいし幸せになりたい。

今年は年始からすでに無理をしてダウンしてる状態だが、
「無理をしない」というのは引き続き自分の目標として、課題として、持ち続けていきたいと思う。

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ゆらこ
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