マーケティンでいい会社・良い組織を作る方法がこちら。
こんにちは!
マーケティングのプロデューサーをしておりますTakaと申します。
突然ですがインターナル・マーケティングってきいたことありますか?
ChatGPTいわく、インターナル・マーケティングとは…
とのことです。
つまり、社員向けに戦略的なマーケティング活動を行うことで、社員満足度やモチベーションを高め、よりよいサービスを顧客に提供できるようにしよう!というのがインターナル・マーケティングです。
大きな企業はもちろん、店舗運営や小さなグループ単位で仕事をしていく際にも、このインターナル・マーケティングの考え方が重要になります。
代表的なインターナル・マーケティングの手法や戦略について勉強していきましょう!
インターナル・マーケティングの基本
インターナル・マーケティングは、組織内での従業員(役員含め)のエンゲージメントとモチベーションを高めるための方法です。
社員に対してマーケティング手法を用いて満足度を向上させることで、力強くしなやかな会社を作り、結果的にサービスの質を高め、顧客満足度を上げます。
人を笑顔にしたければ、まず自分たちが笑顔になろうよ。
みたいなことですよね。
これ当たり前なんだけど、なぜか会社になるとできないですよね。
もちろん、オーナーと従業員には利益相反があるので、なんでもかんでも従業員の要望に答えるということはできません。
だからこそ、マーケティングという戦略的な方法論を用いて、社員満足度を高めようぜっていうのがインターナル・マーケティングです。
インターナル・マーケティングのポイント
インターナル・マーケティングでは、以下のようなポイントが重要になります。
サービスへの意識が高い社員を採用
社員全員にサービス価値の共有
社員研修などのトレーニング
オープンなコミュニケーションとチームづくり
社員にある程度権限を付与する
正しく公平でクリアな評価
このように、インターナル・マーケティングは「当たり前のことを言語化している」にすぎません。
それぞれ詳しくみていきましょう。
サービスへの意識が高い社員を採用
そもそも意識の高い社員を採用することが大切です。
誰しもが“ねこをかぶる”ので、採用段階でその人のすべてが分かるわけではありませんが、「人を見抜く力」がある人を人事に配置するなど、できるだけ意欲的な社員を増やすことが重要です。
社員全員にサービス価値の共有
社員全員に会社のミッションやサービスの良さを浸透させることが重要です。
なんのために、何を目的に、何を、誰のために作っているか分からない…
これではまさに、古から伝わるような伝統的な“労働”です。
古代では、ムチで打たれながら、なんのためになるか分からずひたすらレンガをつまされたりしたそうですね。
ムチでうっている人も、なんのためにムチでうっているのかも分からず、ムチで打たされていたそうですね。
これがいかに愚かなことか、今の僕たちならわかります。
でも、それと同じようなことがおきていませんか?
これは誰のためにやっているんだろう…
上層部はまったく説明してくれない…
なんで現場はこんな状況なのに対応してくれないんだろう…
これでは会社は良くなりません。
社員研修などのトレーニング
言うまでもなく、社員研修は欠かせません。
従業員が自分のキャリアパスを理解し、成長する機会を持てるようにサポートすることが重要です。
研修プログラムやメンタリングを提供することで、従業員は自分のスキルを向上させ、将来のリーダーシップポジションに向けて準備することができます。
オープンなコミュニケーション
オープンで透明なコミュニケーションは、従業員が組織との信頼関係を築くために不可欠です。
情報を共有し、フィードバックを奨励することで、従業員は自分たちの意見が尊重されていると感じ、よりエンゲージメントが高まります。
社員にある程度権限を付与する
権限の付与は社員満足度を上げる素晴らしい方法のひとつです。
先月までできなかったことができるようになる。
これはとっても嬉しいことです。
アルバイトで「今日からレジやってみるか?」って言われたとき、なぜかすごい嬉しかったことを覚えています。
※すぐに煩わしくなったことは言うまでもありません
社員への権限付与はとても重要です。
なんでもかんでも上層部がやるのではなく、社員一人ひとりの個性を尊重することで良いチームができます。
正しく公平でクリアな評価
最後が評価です。
スタッフを正しく公平に評価して、その評価をオープンにすることが重要です。
影でコソコソやるのではなく、しっかりと「〇〇さんは、〇〇という成績だったので、〇〇という評価です」という明確な評価をするのが吉です。
もちろん、評価に基づいて正当な報酬が支給されるようにしたいですよね。
マーケティングの知見をプラス
これらはインターナル・マーケティングの本質の部分であり、実際にはここにマーケティングの知見をプラスしていきます。
社員向けの情報発信にLINEなどのインタラクティブなものを用いたり。
社員のエンゲージメントが高められるようなクリエイティブを採用したり。
上記のポイントを意識しながら、クライアント向けに考えるようなマーケティング手法を社員向けにも展開します。
これがインターナル・マーケティングです。
マーケティングを活用するシーンは集客だけではありません。
社員向けにマーケティングを行い、より良い組織を作っていきましょう。
そしてそれが良質なサービスとなって顧客に届けられれば最高ですね。
インターナル・マーケティング、はじめてみませんか?