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ホルモンバランスをサポートする、プロバイオティクスとは?

ヨーグルトや納豆などの発酵食品に含まれる、プロバイオティクスをご存知でしょうか?
ヨーグルトのコマーシャルでよく「腸内フローラを改善」すると言われているので、耳にしたことがある方も多いかと思います。

実は、プロバイオティクスは腸内フローラを改善するだけでなく、ホルモンバランスのサポートもするといわれているんです。
今回は、そんなプロバイオティクスについて解説していきます!

1,プロバイオティクスとは?

プロバイオティクスとは、腸内環境を整え、健康をサポートするために摂取される乳酸菌やビフィズス菌など生きた微生物を指します。
プロバイオティクスは、腸内に存在する善玉菌など数百種類以上の微生物である腸内フローラを改善し、消化器系の健康を促進するほか、免疫機能の強化、炎症の軽減、さらには特定の病気の予防や治療にも役立つと言われているんです。
ただし、プロバイオティクスのはたらきは摂取する微生物の種類や個人の健康状態、腸内フローラの状態などによって異なることがあります。

2,プロバイオティクスとホルモンバランスの関係

プロバイオティクスは、腸内環境から全身の健康に与える影響を通してホルモンバランスをサポートしています。

・腸-脳軸の影響
「腸-脳軸」とは、腸と脳が相互に影響し合う複雑なコミュニケーションネットワークのこと。
腸内細菌は腸-脳軸を介してホルモンバランスに影響を与えます。腸内環境が改善されると、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質のバランスも安定し、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌も正常化されるといわれています。

・エストロゲン代謝
腸内フローラはエストロゲンの代謝にも影響を与えているんです。
一部の腸内細菌はエストロゲンを再循環させる酵素を生成し、ホルモンレベルの安定をサポートすることがあります。

・炎症の制御
慢性的な炎症はホルモンバランスを乱す要因の一つ。プロバイオティクスには腸内の炎症を抑えるはたらきがあり、全身の炎症レベルを低下させます。プロバイオティクスによる炎症の抑制はホルモンの正常な分泌と機能をサポートします。

・短鎖脂肪酸の生成
腸内細菌が食物繊維を発酵させることによって生成される有機酸の一種である短鎖脂肪酸。エネルギーの供給や、pHバランスを調整、ホルモン分泌量の調整を行います。
短鎖脂肪酸が生成されるのも、プロバイオティクスのはたらきによるものです。

3,プロバイオティクスが更年期におすすめな理由

プロバイオティクスの摂取は、上記のホルモンバランスをサポートのはたらきがあることからホルモンバランスの変動が大きい更年期にとてもおすすめなんです。
また、更年期におすすめな理由が他にもあるんです。

・免疫機能の強化
免疫力が下がりがちな更年期。プロバイオティクスを摂取は、免疫機能のサポートのはたらきがあり、感染症や炎症のリスクが低減します。

・消化器系の健康
更年期に伴う消化器系の不調(便秘、下痢、ガスなど)を改善するために、プロバイオティクスが腸内環境を整え、消化機能をサポートします。


・骨健康の維持
更年期には骨密度が低下し、骨粗しょう症や骨折のリスクが高まってしまいます。ある研究では、プロバイオティクスがカルシウムの吸収を助け、骨密度の維持に貢献する可能性があるといわれています。

4,プロバイオティクスを含む食材

プロバイオティクスは、発酵食品や乳製品に多く含まれます。

・ヨーグルト ・納豆 ・糠漬け
・味噌 ・キムチ 
・サワークラウト
(キャベツを発酵させたドイツの伝統的な食品で、乳酸菌が豊富)
・テンペ
(大豆を発酵させて作るインドネシアの伝統食品で、プロバイオティクスを含む発酵食品)
・ピクルス
(酢ではなく塩水で自然発酵させたピクルス)

4,おわりに

いかがでしたか?今回は、ホルモンバランスのサポートをするプロバイオティクスについて解説していきました!
味噌やヨーグルトなど、私たちの食事に馴染みのある食材ばかりですよね。
普段の食事からプロバイオティクスを摂取して健康な身体を作りましょう!


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