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『更年期世代』、いつも頑張り過ぎてしまう あなたへ
結婚をし、育児に家事、旦那さんの世話もして、気がつけば『 自分の時間 』が全くない
大半の人が、『 時間に追われる毎日 』を過ごしている
わたしも ひとり身ではあるけれど、やりたいこと、やるべきことがあり過ぎて、時間に追われる毎日を過ごしているのだが😌
実は、東洋経済オンラインの記事で興味深いものを見つけた
それは、なぜ現代人は『 自分の時間 』が作れないほど忙しい毎日を過ごしているのか🤔
考えさせられる内容だった
責任感が強い人ほど、将来の不安を解消するために、休みやリラックスを後回しにして前倒しで物事を進めてしまい、自分の時間が取れなくなりがちです。
日々慌ただしく過ごしていると、押し寄せてくる依頼や突発事項になんとか対応することに精一杯になるので、目の前のことをとりあえずやっつけようという思考になります。
そうすると、「 本当にやりたいこと 」なのか、「 やりたいと思い込んでいる( 思い込まされている )こと 」なのかの判断をしないまま、実は無駄なことや本当はしたくないこと、今じゃなくてもいいことなどに、あっという間に人生を埋められてしまいます。
日本人の大多数が『 自分軸 』で行動をせず、『 他人軸 』中心で行動をしていると思う🤔
そして、「 人に尽くすことが美徳 」という風習というか、考え方をずっと先祖代々受け継がれている気がする
確かに、自分のことは後回しで他人のために尽くす精神は美しい
だが、本当にそれは『 自分が望んでいる 』ことなのだろうか🤔
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「 自分のため 」が先にあって、初めて「 他人のため 」を成せるのだとわたしは考える
なぜなら、人間は誰しも “自己中心的な生き物” だからだ
===
なぜそう考えるのか、以前のわたしがそうだったからだ
『 自分が本当にやりたかったこと 』を見失い、SNSの情報に振り回され、『 自分のココロ 』の声を無視し続けて、頑張りすぎた結果どうなった…というと🤔
慢性疲労や副腎疲労を発症したのだ
更年期症状の強弱は、18歳〜40歳ごろまでの『 性成熟期 』の時期に、『 やりたくないこと 』を我慢して続けた結果、『 更年期 』の時期に爆発するのだと思う
症状が軽い人はもしかすると、『 自分軸 』で人生を歩んでいた人なのかもしれない
責任感や他人への思いやりが強い人ほど、『 更年期 』の症状が悪化している
実際わたしをはじめ、わたしの周りがそうだからだ😌
そして、『 更年期 』と向き合うことで『 自分を大切にする 』という意味を知る
今日は、わたしの経験を踏まえながら、『 自分を労り、愛すること 』について綴ってみたいと思う
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▶︎更年期の10年間が、『老年期』という時期の過ごし方に差が出る
『 骨格から変えるセルフケア 』を続けると、尿漏れや子宮脱の予防につながる
骨格ベクトレ認定インストラクターのAYUMI先生とのインスタライブで、『 セルフケア 』の重要性について話したのだが🤔
以前、彼女とのインスタライブで『 骨盤底筋は鍛える?鍛えない?どっちが正解? 』という内容で話したのだが、『 どちらも正解だ 』
鍛える前に、骨盤底筋を骨格から整えてから鍛えることが重要であるという結論になった😌
骨格ベクトレについては、こちらの記事に記載している
骨格ベクトレの考え方は、骨盤底筋を鍛えるではなく、歪みを整えることが先🤔
そのためには、まず最初に行うことは、筋肉を緩めることがとても重要であることがわかる
施術を受けることで、カラダの歪みを整えることができるだけでなく、健康寿命に直結する『 歩く 』力を維持できるのだ
『 更年期 』の10年間、歪んだまま筋力が落ちていくことで、何が起こるのか🤔
『 歩く 』ことが当たり前のようにできなくなってくる
歩けなくなってくるということは、家から外に出られなくなり、『 フレイル 』の原因へと繋がっていくのだ
フレイルの定義
フレイルとは、加齢に伴い生活機能や予備能力が低下し、健康状態に対する脆弱性が増した状態を指します。健康な状態と要介護状態になる前の中間の段階を示す言葉として使われています。また、フレイルの一歩手前の状態をプレフレイルといいます。
フレイルは、身体的フレイル、精神心理的フレイル、社会的フレイル、オーラルフレイルと呼ばれる症状がある
その中でも特に『 身体的フレイル 』に関しては、更年期以降、発症リスクが最も高いものではないかと考えられる🤔
「身体的フレイル」
日常生活を営むために必要な身体機能が衰えることを身体的フレイルといいます。加齢によって筋肉量が減少すると、歩行速度の低下や握力の低下など、身体機能が低下しやすくなります。また、身体機能の低下に伴う不活動は、心臓や呼吸器、消化器など臓器機能の低下にもつながる可能性があります。
それ以外にも、『 更年期 』の10年間で整えておかなければならないのは、『 メンタル 』である
特に『 更年期 』症状を悪化させる要因として、定年退職やパートナーとの別れ、子供の巣立ちなど、ライフイベントの変化などにココロが対応できず、『 更年期うつ 』を発症しやすくなる
「 精神・心理的フレイル 」
認知機能や判断力の低下、意欲の低下、抑うつなどの精神症状を精神・心理的フレイルといいます。年齢を重ねていくと、定年退職やパートナーとの別れなど、大きなライフイベントの変化が起こります。それにより、精神面・心理面で抑うつなどの状況に陥ることもあります。また、加齢に伴い認知機能の低下などの症状も出やすくなります。
そして、社会とのつながりが希薄化し、社会的孤立、独居、経済的困窮した状態などで発症する『 社会的フレイル 』
コロナ禍で、外出ができず、社会的孤立( 孤独 )になり、鬱を発症してしまうという問題も浮上した
「 社会的フレイル 」の症状
社会とのつながりが希薄化し、社会的孤立、独居、経済的困窮した状態などを社会的フレイルといいます。
社会的フレイルは、フレイルな人の持つ社会的側面の課題ともとらえられます。家族や近隣住民とのコミュニケーション機会の減少や社会的なイベントへの参加機会の減少により、起こりやすくなります。
一方、独居や経済的困窮は、容易に改善できない要素であり、社会的フレイルの構成要素としては議論があるところです。また、独居であっても、友人や近所づきあいがあれば、健康リスクは高くないということも分かっています。
特に都心部になると、近所付き合いがほとんどない
わたしも、そのうちのひとりである😌
関東には親族がひとりもいない
そして、住んでいる街に友人はひとりもいない
『 更年期 』の10年間において、わたしは『 老年期 』に向けて、自分がこれからどうすればいいのか🤔
昨年、離婚を機に親族を頼って『 北海道に帰る 』という選択をした
そのための準備を今、進めている状態なのだ
『 フレイル 』の症状を知っているからこそ、『 骨盤底筋 』を整える重要性を訴えている😌
そして、『 自分のカラダ 』と向き合うためにも、骨格ベクトレに注目したのだ
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▶︎セルフケアの重要性
骨格ベクトレから学んだこと🤔
インストラクターAYUMI先生の話によると
セルフケアは施術だけを受けていればいいというわけではなく、セルフケアを続けることで、その状態を維持することもできる
そして、1日10分でも15分でもいい😌
自分の時間をつくり、セルフケアを続けることで、自分のカラダと向き合うことができる
正直な話🤔
子育てに追われ、家族のために自分を犠牲にしながら働き続ける妻は、自分の時間すら持てずに日々『 時間に追われる 』生活を送っている
そんな中、『 更年期 』を迎え、今までのようにカラダが思うように動いてくれない
更年期の症状である、疲れやすい、頭痛、肩こり、めまい、ホットフラッシュなど、人それぞれ症状も違えば強弱も違う
夫に相談しても理解してもらえない
更年期の症状が出ていない友人に相談しても、理解されない
その辛さを抱えながら、どうすることもできず『 老年期 』を迎えている女性が本当に多いのだと、前監修( 講師 )の助産師から教えてもらった😌
自己犠牲をしてまで症状を悪化させてしまう😞
日本という国は、フェムテックに対してまだまだ理解されておらず、『 更年期 』は病気ではない🤔という考えが広まっている
『 更年期 』は、嵐が静まるのを待てばいいだけのこと
なぜ、このような状況になってしまうのか
それは、昔から『 更年期 』は病気ではないという間違った知識が広まっているからではないだろうか
我慢をする = 更年期と認めたくない( 抗う )
カラダに何らかの症状が出ているにも関わらずだ
それは、ココロとカラダの声を聞かず、無視し続けている証拠である
自分に素直になるためにも『 セルフケア 』はとても大事なのだ😌
そこで初めてわかるはずだ
『 こんなに辛い思いをさせてごめんね 』と
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▶︎結婚生活6年間の中で、自分のココロとカラダの声を無視し続けた結果…
わたしの場合の話だが🤔
料理が好きなわたしは、旦那の帰りを待ちながら毎日のように食事を作って、食事の時間を大切にしていた
当初は美味しいと喜んで食べてくれていた😌
そんな楽しい2年間を過ごし、駅近の3LDKのマンションに引っ越しをした
引っ越しをしてから、だんだんとわたしたち夫婦は関係がおかしくなっていく
自由奔放な旦那は、毎日のように新宿3丁目で飲み歩き、ほとんど家に帰ってこなかった
当時、銀座ホステスだったわたしは、旦那が帰ってくると思い、晩御飯を作っては仕事に出掛けていた
帰ってくると、旦那は家にいない
理由を聞くと、ひとりが寂しいと言ってきた
「 早く銀座を辞めてくれ 」
夜の世界から足を洗っても、結局 何も変わらなかった
いちばんショックだったのは、なぜ家に帰ってこないのかと問いただした時に、彼が言った一言は…
「 子どもがいない夫婦なんだから、自由にさせろ 」
この言葉は、今も、わたしのココロに刻まれたままだ
妻として、できる限りのことを続けてきた
家事も、自分の仕事も全て
そして、彼は家事も一切やらず、ただ飲み歩く日々
家事を分担してという頭は、彼の中にはない
そしてコロナ禍で、ずっと同じ屋根の下にいる生活を3年続け、わたしは気が狂いそうになっていた
自分のための時間を一切もつことができず、疲弊していく一方
あれだけ好きだったメイクも一切しなくなっていく
自分の肌を鏡で見た時、あまりの顔の歪みを見て思ったのだ
「 わたしは醜い 」と
ココロが荒んでいた
その代償は『 更年期 』の症状を悪化させていたことに、全く気づかなかった
家庭を守るためにただ、自分の時間を割いてまで彼のために尽くし続けた自分が悲しくなった
結婚とは何か
夫婦とは何か
この人と共に『 老年期 』を迎え、自分に何が残るのだろうか
そして、鹿児島のとある島に移住するという彼の夢を一緒に追いかけることは、わたしにとって『 逃げ場のない 』場所へ行くということになる
故郷の島は、余所者を受け入れない
その言葉をずっと結婚生活の6年間聞かされ続けていた
彼が亡くなったら、わたしは『 その島でひとりぼっち 』になる
その恐怖が襲いかかってきた時、『 更年期うつ 』を発症してしまった
そして自分のココロとカラダと真剣に向き合った結果、『 離婚 』を選択したのだった
好きだった趣味も全てやめてしまった
それはいずれ鹿児島に引っ越すことを見込んでのことだった
それは失敗だったと後から気づいたのだ😔
この6年間、わたしにとって『 結婚は人生の墓場 』という母の言葉通りになってしまった
そして、これから先の『 老年期 』を過ごすために、わたしは自分のココロとカラダの声に耳を傾け、それに従おうと決めたのだ
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▶︎今からでも遅くはない
美容業界で『 リバースエイジング 』というワードを見かけるようになった🤔
リバース、時を戻す
今のわたしに、ぴったりの言葉だ
39歳のあの頃の自分の気持ちを思い出してみようと思った😌
あの頃は、自分のカラダが好きだった
若年性更年期障害と診断され、正直な話、自分のカラダが思うように動かないという辛さと戦っていた時期でもある
だが、あの頃のわたしは、自分のことが好きだった
自分のココロとカラダの声をちゃんと聞いていたことを思い出したのだ😌
あの頃の自分をもう一度
あの頃、好きだったことをもう一度トライしてみようとか、新たなことにチャレンジしてみようとか🤔
ひとり身になった今だからこそ、自分に素直になってみようと思ったのだ😌
『 更年期 』で思うようにカラダが動かなくてもだ
あの頃の自分はどんなことを思い、何をして楽しんでいたのか
そんな過去を辿って、わたしは今、好きなことをして生きている
自分が本当にやりたかったこと
そして、自分が望んでいた『幸せ』の形が見えてきた
心から『 幸せ 』だと思えるようになったのは、旦那のおかげかもしれない
今の生活は他の人から見れば、決して豊かとは言えないかもしれない🤔
だが、人と比較する必要もない😌
自分が幸せだと思えば、それでいいのだ
それこそ、『 若年性更年期障害 』と診断されてから、わたしが9年間鍛え続けた『 マインドとメンタル 』なのだ
自分のココロとカラダの声に耳を傾けるために、セルフケアを続けている😌
やっと、自分のカラダを労ることができているのだと思う
「 自分のこと、好きじゃない 」という人が世の中には多いのだけれど、それは『 自分のココロとカラダの声 』に耳を傾けていないからなのだ😌
『 更年期 』という時期は、自分に素直になること
そして、『 自分を知る 』ための10年間でもある
自分と向き合うことは、太陽を直視するようなもの
言うほど簡単なものではない
けれど、自分と向き合うためにも、10分でも15分でもいい😌
自分のための時間を作って欲しいと思う
向き合うことで、『 他人軸 』ではなく『 自分軸 』で行動をすることができるようになる
結果、おのずと『 自分が本当にやりたかったこと 』も見えてくる
佐方ともみ
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師