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【毒白】繊細さん指南書に見るコンプレックスビジネス最強説
Amazonに繊細さんの生き方指南書は無数にあるのに、鈍感さん向けの指南書ってほとんど見かけない。
鈍感さんは困りごとが無いから需要が無いのだろう。
というか、そもそも日本は繊細さん大国。(最近の若者はそうでもないが)
かつてのベストセラー『鈍感力』も、実は繊細さん向けの本だった。
HSPとも呼ばれる繊細さんは、繊細系同族の含みのある言葉や態度にも、鈍感さんの無配慮にもいちいち傷つき、更にそんな自分にダメ出しして自ら傷つけ、年じゅう困り事を抱えている。
しかし救いを求めて自己啓発本を片っ端から読んだりセラピー受けたりしても、効果は気休め程度。
なのに些細なことで落ち込むたびに文字や言葉に救いを求めてしまう、中毒患者みたいなものなのだ。(不登校選民ならぬHSP選民思想ではありません)
Amazonだけではない。
noteには繊細さんに向けて発信された記事が本当に多い。
それ目当てでnoteを始めたわけではないものの、私自身、たとえ一時の気休めでもかなり救われてきたし、同じニオイの人が多い心強さは継続の原動力ともなっている。
そういった状況を見るにつけ、もしや繊細さん向けビジネスって、増毛ビジネスやダイエット産業並に最強では!?と思うも、noteを収益化させるほどの気力もネタもライティング力もなく…。
このお盆休み、夫は仕事、娘は夏季特訓でほぼ飯炊係の私は、Amazonのレビューとnoteを徘徊して時間を溶かすしか能がないのだった。
以上、長めの戯言でした。
皆さま良いお盆をお過ごしください。