転職前の休暇消化が吹き飛んだお話 その5
教訓:世の中、何故、これからという時に大変な試練を与えてくれるのだろうか…
もう神も仏もブッダもキリストもムハンマドも信じない…
今回ばかりは、わたしには無理です…
生検の結果、肺腺癌と診断されました…
10/28 生検結果
今日は前回CTガイド下肺生検の結果等がわかる検査日。
検診の前に、生検手術での影響確認で、呼吸機能検査と心臓超音波検査を行いました。
呼吸機能検査
検査用の機械に、息を吸ったり吐いたり止めたりを行って、肺の機能をはかる検査のようです。
一つの検査をするのに、プログラムの読み込みなのか、検査ツールの初期化なのか、多少立ち上がりに時間がかかるので、検査中にも待ち時間ができるようです。検査は20~30分程度かかりました。
心臓超音波検査
上半身裸になって、心臓付近にゼリーを塗られ、色々なポイントを探りながらエコーで画像診断している様子。
わたしの場合は、横向きにされ、されるがままの検査でした。
これも全体で30分ほどかかりました。
いよいよ結果
この日に行った呼吸機能検査と心臓超音波検査は異常なしとのこと。
生検の結果、がん細胞が見つかったとのこと。
診断結果にはadenocarcinomaと書かれていて「腺がん」ということでした。
先生の説明によると、がんの中にも浸潤癌と非浸潤癌があって、組織の中に深く食い込むのを浸潤癌というけれど、生検で見つかったのはもともとの組織はまだ保たれているけれど、そこにがん細胞があるという非浸潤癌の状態で、いわゆる早期のがんだそうです。
いずれにしてもがんはがんなのでしっかり治療したほうが良いとのこと。呼吸器外科の先生からの情報では、外科的手術で肺の右上葉を切除した方が良いとのこと。
肺の外側に近いところにがんが位置しているので、胸膜播種になると一気に進行性のがんになるので、それを避ける意味でも早めの手術が良いとのこと。
肺がんは脳や腹部に転移しやすいらしいので、その確認のためのMRI検査等、事前に検査が必要とのことでした。
合併症がなければ切除手術は入院から退院まで1週間とのこと。PCR検査があるのでプラス1日とのことでした。
あ~、なんということでしょう…
31日で今の健康保険証が切れるというのに…
人生なぜか裏目しか出てこない…
やはりルーベンスの絵の前で、昇天する日も近いのか…
パトラッシュ、おまえもいくか! 「にゃ~♪」
今、10月28日の23時を過ぎた…
そして、これまでの経過をnoteに残しておこうと、記載してみた…
もう10月29日の深夜1時半になる…
そうしながらも自分の過去を責め、持っていきようのない不安を噛み締めたけど、どうしようも自分ではできない…
自分の身体なのに…
まだ福岡で暮らす親や妹にもいえず…
転職先にも一報を入れた方が良いのに、何故か躊躇している…
今日はショックで寝れそうにない…
他人の肺がんの日記やブログを読むと、一瞬他人事のように感じられる時があるけど、その後また不安が襲う…
とりあえず、明日というか今日になってしまったけど、土曜日は知らせるべきところに知らせよう…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?