猫も一緒にくつろぐ!自作キャットランDIYの醍醐味を味わう
猫のいるシェアハウス・ゲストハウスの開業準備をしています。
今日は、自宅の2階にドッグランならぬキャットランを自作したときのことを書きます。完成したキャットランでの生活を楽しむ3にゃんずの様子はこちらをどうぞ
できあがったキャット・ラン
は、実際のところ、猫さんファーストの空間ではなくて
洗濯物干し場
ガーデン家具を置いてのくつろぎの場
として、ひとと猫さんたちとのふれあいもできる場所に整いました。
この空間、シェアハウス・ゲストハウス、になった場合の位置づけとしては、家守(私)の居住スペースになります。
ただ、すぐ側に利用者様用の洗濯機・乾燥機を設置するプランになっていまして、物干しとして共用しようと考えています。
猫好きな方には、にゃんずと遊べるくつろげる空間になるでしょう。
長年の憧れ、逡巡もあり。
かなり以前から、完全室内飼いのうちのにゃんずに、自由に外気に触れられる場所を作ってやりたいとは思っていたのです。が、方法が思いつかず永らく悶々としておりました。
うちの場合、2Fベランダは掃き出し窓や廊下から続いているようなよくある設計ではなくて、外階段からアクセスできるようになっています。
室内からは勝手口ドアからでられて、2階にちょっとした庭があるような感じになっています。
ここに猫の脱走防止という機能を追加するなら、外階段から遮断する壁(仕切り)が最低限必要です。
さらに、室内外からのアクセスの良さを失わないためには、そこに人が出入りするドアを付ける必要があるのです。
そして、ベランダの手すりから猫さんの脱走・落下を防ぐネットなどの設置も必須でしょう。
リフォーム業者さんにも相談したのですが、類似の施工例は少ないであろう案件ですしねぇ。
金額も各社まちまちで相場がみえない、提示してもらったプランもオーバースペックなものばかりで、決めてに欠ける感じです。そこで、
自作できないか考えてみたのです。
わたし物作りは大好きですが、DIYスキルの乏しい50代女性(そろそろアラカン)。それほど力もありません。しかしこの時は息子もいましたので、ちょっとした力仕事は頼めました。
アメリカンフェンス、という比較的軽量で安価、かつちょっとおしゃれな部材があることを知りまして、これを2枚使う方法を考えてみました。
単管パイプを枠として組んで取り付け、1枚はラッチを付けてドアにしよう、と考えました。
DIY初心者です。無謀かもしれませんでした。
念のためYahoo知恵袋に、この設計図というかスケッチをあげて、問題があれば指摘をお願いします、ということで書き込んでみました。
そこで、本職の大工さんと思われる方から親切なアドバイスをいただき、土台になる単管パイプの長さを伸ばして、実際に作ってみよう、ということになりました。
中央の単管は、傾斜天井に対応する連結パーツを見つけたので、突っ張り式に変更し、強度と安定性を増しました。
単管パイプの連結パーツは通販で購入することにしましたが、さて、単管パイプってどうやってカットしたらいいんでしょう(汗
結局、単管を購入したホームセンターの西村ジョイ成合店ではこういった無理目な加工もやってくれて、材料の調達はほぼ問題無く終えることができました。
今となっては、制作中の写真を撮ってなかったのが悔やまれます。しかし撮っていたとしても、途中経過の説明としてわかりやすいものになっていたか自信はありません。
まずは、心棒になる中央の単管を突っ張らせて立てる所までは、ひとりで問題無くできました。しかし、
そこから早速トラブル発生
なんと、単管連結パーツのサイズ計算ミスで、すんなり組み上がらず、フェンスを取り付ける段階で気づいたので、結局単管パイプを何本か買い直したり、カットし直したり、、、猛暑の中何度も西村ジョイに足を運び、そこだけは苦労いたしました。
フェンス取付(しながらネジを締めてジョイントを固定する!)は力仕事なので、長男にも手伝ってもらいましたが何度も同じ作業をさせることになって、温厚な彼もご機嫌斜めに(汗
最後にベランダ手すり部分にネットとフェイクリーフを取り付けて、なんとか自分がイメージした状態に作り上げることができました。ここまで、10日間ぐらいかけてゆっくり進めました。
それから、猫用出入り口も網戸に取り付けました。
猫さんたちの反応
さて、今まで完全室内飼いを徹底するため彼らには「ドアからでちゃだめっ!」としつけてきたものですから、
今日から一転、
「さ、キャット・ランできたよぉ、あそんでね〜」っといったところで戸惑うしかないですよね。しかも全員初めて使用する猫ドア。。。
しかし、思いのほかトビとこうたのキジトラズはすんなりキャットラン生活に順応。最初はわたしがいちいちドアをあけてあげてましたよ。
黒猫のダイスケは一番年上でおとなしいので、慣れるのに慎重に時間をかけていました。
半月ほどでみんなキャットドアにも慣れて、わたしの留守中にも自由にキャットランと室内を往き来し、過ごすようになりました。
この頃には長男にも達成感が沸いていたようでした。
そうそう、外にいる猫さんがフェンスの側まで来ていることもありました。
今回も、ここまで読んでいただきありがとうございます。