恐竜の赤ちゃんを飼うことになりました。
甥っ子が公園で捕まえてきた、アンキロサウルスの赤ちゃんを飼うことになった。
※夢の話です。
夢の中では、嫁に行った妹二人とその家族も、現実世界ではばあば(母)だけが住んでいる実家にみんなで住んでいた。
まだ赤ちゃんのアンキロサウルスはとても可愛かったのに、成長するにつれて野生の血が騒ぎだして狂暴になった。
檻からはすぐに逃げ出してしまうし、お風呂やトイレに入っている無防備な人間に襲い掛かるようになり、誰も世話をしなくなった。
現実世界ではありえない「ばあばだけが外出している日」に、大人になったアンキロサウルスがついに手が付けられなくなった。
※大人になったとは言っても 実際のアンキロサウルスのように6メートルもそれ以上もあるわけじゃなくて、赤ちゃんの時が手の平サイズ⇒大人になっても中型犬サイズ。
簡単に逃げ出してしまう檻から、飛び越えられない程深いダンボールに入れ替えられていたが(夢クオリティ)当たり前のように段ボールを破壊して出てきたアンキロサウルスが暴れ
段ボールを逆さにして上からかぶせてみたりしたものの捕獲できず、逃げられるわ襲われるわ嚙まれるわ、私は妹や甥っ子たちを大暴れするアンキロサウルスから守るために一人奮闘した。
ちょっと面白い話みたいになっておりますけども、夢の中ではリアルジュラシックワールドであり、まさに生死をかけた戦い。
今考えれば(その①)夢だっただけあって、盛大に噛みつかれて大流血してたのに痛くも痒くもなかったな。
奮闘の末、唯一の武器であった段ボールに噛みついて離さなくなったアンキロをそのまま引きずって自分もろとも玄関から出てドアを閉めた。
これで家族は生き延びた。
あとはこのアンキロを成敗すればおしまいだ。
実家は結構な高さのある市営住宅で、真ん中が空いているタイプ。
玄関のドアを開けると1階まで見下ろせる柵がある。
そこから振り落とせば全員が助かると思い、柵から身を乗り出して段ボールを振り回したものの アンキロの噛む力が強すぎて全然離れない。
今考えれば(その②)段ボールごと投げちゃえばよかったよね。
干した布団の埃を叩いて落とすみたいに
アンキロが嚙みついた段ボールを何度か必死に壁に叩きつけていたら、急に何かがアンキロから分離して吹っ飛んだ。
夢の中の設定では、しっぽが千切れて飛んで行ったようだった。
え、尻尾切れるんだ・・・って思いながら、アンキロを正しく野に放てず傷つけてしまったことにショックを受けて固まった
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現実世界の私は、狂暴なアンキロサウルスが噛みついた段ボールを振り回す動きを実際にしていたようで
隣で寝ていた恋人タミオ君に押さえつけられて止まっていた。
私が夢から覚めたことに気付いたタミオ君は、押さえつけていた手を緩めて優しくさすってくれた。
私は直前までの【命を懸けた戦い】により息が上がっていたが、少しずつ落ち着いて気付いたらまた寝ていた。
久々に怖い夢だったな、文字にすると若干ファンタジーだけど。
毎度のことながら
変な夢に魘されたり暴れたりする私に驚きもせず冷静に対処してくれる恋人に感謝状を贈りたい。
そして、問題のアンキロサウルスを連れて帰ってきた甥っ子は、私の奮闘のおかげで夢の中で命拾いしましたが
現実の世界でもお友達ができたようで
そのお友達は甥っ子のことが大好きだそうです。
おねえたん自分に友達ができるより嬉しいよ。
でも変な生き物を連れて帰ってくるのは夢の中だけにしてね。
おしまい。