プロボウラーさんにアドバイス頂きたい時に限って、不本意にも上手く投げてしまう友人の話_日記#4
先日、中学からずっと仲の良い友人と2人で、軽く飲みつつ昼食をとった。気心の知れた友との時間は、リフレッシュできて本当に楽しい。
待ち合わせの場で早々、こんな感じだった。
友人「気持ちが疲れてる時って、本買いたくなるよね。」
袋にはメンタル系の自己啓蒙本が三冊も。
そうね、わかるわー。
僕「うん、わかるわ。でも三冊も買って、すぐに読めるの?」
友人「いや、読まないと思う。我が家の本棚の本は、皆きれいだぜ!」
うん、まぁそういう時もあるか。。。でも皆かい(笑
そんで、自慢気に話すなって。
僕「いや、読めよ(笑」
会って早々、笑わせてくれる。
昼食の後、2人ともたいして上手くはないのに、なぜか久々ボウリングでも行こうという話になり、ボウリング場へ。
入口に、「プロボウラーがアドバイスしますので、お声がけ下さい。」とあり、友人が注目していた。
受付のお姉さんに聞いてみると、そのお姉さんがプロボウラーであるとのこと。確かにユニフォームを着ていた。
友人がボソッと。「後でやってみるか。」
彼はチャレンジャーである。
ゲーム開始。その日、友人のボールは面白いくらい毎回毎回左の方へ。
常に左のピンが数本倒れるのみ。
アプローチ(助走する所)の真ん中から投げても左へ、左から投げても左へ(それって真っ直ぐ投げられてるよね。。。)
ある意味、彼は安定した投球を続けていた。
5フレーム/10球投げた辺りで、20点弱。ひどい有様である。
友人「これはもう、そろそろか。」
かっこいい言い方をしていたが、誰か助けて下さい、ということである。大義名分を得て、受付のプロボウラーさんに堂々と依頼。
プロボウラーさんに状況説明し、見てもらっている中の1投目、ほぼ真っすぐ真ん中で10本中9本を倒した。。。
惜しい!!ん?
友人「あれ?」
プロボウラーさん、パチパチパチと拍手。
友人「見てもらってると、緊張して上手くなっちゃいますね。」
そういうものなのか?
しばし雑談。友人、はにかんだりニコニコしたりと忙しい。
まぁ、女性プロボウラーさんと話す機会なんて滅多にないからね。応対に礼節あって背筋もピン!だからね。
友人の2投目、残り1本を倒してスペア。。。
友人「調子悪いなー。」
友人あたふた、プロボウラーさんパチパチ。
初のスペアで調子悪いって。。。おかしなことになっていた。
でも、何か友人は楽しそうだったから、いいか。
友人の次のフレームの1投目、ボールは得意の左の方へ行き、10本中3本のみを倒した。
友人「調子出てきました!こんな感じです。」
3本のみで嬉しそう。やはり言ってることがおかしかったが、僕もほっとしていた。
アドバイスは、今回の友人の場合、「ボールをリリースする位置(放すタイミング)を気を付けてみて下さい」とのことだった。ボールが軸足の足首辺りのタイミング、とのこと。
プロボウラーさんに感謝してアドバイスは終了。その後、友人はスコアアップできたので的確でした。お見事!相談してみるものです。
人生、間が悪いことって起こると思うが、友人のようにチャレンジングに楽しく生きたいと思う今日この頃でした。