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理学療法士

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#リハビリ

"スペシャリスト"か"ジェネラリスト"か

"スペシャリスト"か"ジェネラリスト"か

私が今勤めている病院はジェネラリストの育成に力を入れています。
病院内部でもスペシャリストを育成するべきだという声もあるそうです。
どちらが正解かはわかりません。
ですが、私はスペシャリストの育成の方が重要だと考えています。
理学療法士8年目の戯言ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

なぜスペシャリストが重要なのか?いくつか理由があります。
・好きな分野だからとことん突き詰められる
・多

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息子の観察力と感情理解

息子の観察力と感情理解

日常のとある一幕家族でテレビのニュースを見ていた時の話。
内容は甲子園の地方予選で長崎県は創成館高校の出場が決まった話でした。
そのニュースの中で、地方大会を優勝した生徒が両親にその報告をしていました。
嬉し泣きしている生徒がテレビに映し出されたとき、息子が急にこんな一言を発しました。

嬉しかっちゃろうね

長崎弁で"嬉しいんだろうね"という意味です。
泣いている=悲しいとか痛いとかではなく、ま

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業務効率化の重要性とAIの活用

業務効率化の重要性とAIの活用

リハビリ職の課題と業務効率化の必要性業務効率化はどの企業においても永遠の課題です。
リハビリ職の場合、基本的に患者さんと1対1での対応が求められ、介護職と同様に診療報酬が変わらない限り収益性は大きく変わりません。
そのため、患者さんへのリハビリ時間を増やすことで、より多くの患者さんを支援することが重要です。

業務効率化のアプローチ1. ルーティーン業務の効率化

毎日のルーティーン業務を効率化す

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現役理学療法士の大学生活から就職にかけての話

現役理学療法士の大学生活から就職にかけての話

今回は以前投稿したこの記事の続きになります。
この記事では私が理学療法士という仕事に出会ったきっかけを書いています。

大学病院で3年間、公立病院で3年半勤務をして、現在は別の病院で働いています。
今回は理学療法学科に入学してから今日に至るまでの道のりと、その途中で直面した現実についてお話ししたいと思います。

大学生活の始まり

私は50人ほどの学生と一緒に理学療法学科に入学しました。
多くのク

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