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韓国版土用の丑。伏日(ポンナル)に食べる参鶏湯。

韓国には「伏日(ポンナル)」といって、暑い時期を乗り切るために参鶏湯(サムゲタン)などの滋養食を食べる日があります。
言うなれば韓国版の「土用の丑の日」です。

韓国の伏日は3日あり、日程は毎年異なります。
3日の伏日は早い日付から「初伏(チョボッ)」「中伏(チュンボッ)」「末伏(マルボッ)」であり、3日の伏日を合わせて「三伏(サムボッ)」と呼びます。
(韓国文化の情報サイト韓国文化と生活 – コネストさんより引用)

今年最初の伏日、初伏は7月16日(土)です。
今日はそんな伏日(ポンナル)に食べる参鶏湯を紹介します。

参鶏湯(サムゲタン)とは・・・

参鶏湯

鶏の中にいろんな具材(高麗人参、なつめ、栗、もち米など)を詰めて炊き、鶏肉や具材と一緒にスープも飲む韓国を代表する料理です。
材料からも分かるように栄養満点の料理で熱い料理にも関わらず、韓国では夏に食べて、夏バテを防ぐのが習慣と聞きます。

参鶏湯(サムゲタン)の魅力

鶏の中に詰める材料

鶏肉に高麗人参、なつめ、栗、もち米、松の実、クコの実、にんにくと入れて一緒に炊き込む料理です。
それぞれ非常に身体に良い食材なので滋養食と言われているのも納得します。
この具材をグツグツ煮込んで、その汁ごと具材をいただくのですから元気にならない訳ないですね。

ちなみに、韓国の代表的な料理ですが味付けは全く辛くないので、日本人にも受ける味です。
大阪でも参鶏湯専門店をちょこちょこ見かけるようになってきました。

我が家の参鶏湯(サムゲタン)

参鶏湯風お粥

鶏湯というより、鶏肉がたっぷり入ったお粥として出てきてました。
でも日本のお粥と違い、にんにくが効いてだいぶとパンチのあるお粥です(笑)

日本ではお粥といえば、安静にするときに食べる優しい味のイメージですが韓国のお粥は以前紹介した「あわびのお粥」も含め、しっかり味がついてます。
日本のお粥が元気になるのを待つ食べ物で、韓国のお粥は元気をつける食べ物ってイメージしています。
僕の勝手な想像ですが、そんなに外れてないでしょう♪

今年の夏も、暑さがとんでもない季節です。
8月になってもしっかりご飯を食べれるよう、この時期は熱い食べ物を食べたいですね。
汗がふき出しますが、身体が整う参鶏湯おススメします♪

我が高麗食品では「いろんな人に本格的な参鶏湯を食べてもらいたい」という想いで手作りしております。
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