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#nishinote オープン朝礼

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F&Pジャパン代表・西野が社内で発信している 食文化の気づき、F&Pのブランドメイキングストーリーや、日々のマーケティング活動や起業に関するリアルな実体験などから、隔週更新で公開…
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#BtoBマーケティング

7人の怒れる部長と、最初のお客様

新サービスで顧客企業2件を獲得しました。 今はその導入準備でてんやわんやです。 このサービスを早く提案したい企業さんはたくさんいるのですが、今はまだオペレーションを (サービスだけでなくモデル全体で) 磨いてしっかり軸を固めていきます。 僕は創業社長なので、立ち上げの時から無数のことを自分の頭の中で処理判断しなくてはいけない状況にあり、日頃から頭の中に7人くらいの部長がいて、お互いに議論をしています。 マーケティング的にはこういう広告文書を書きたいけど、法的には引っかか

利用動機の「分解」と「転換」で、新しい価値を創る話

こんにちは! FICO & POMUM (フィコ・アンド・ポムム) という青山と丸ビルの本格スムージー専門店を運営しつつ、BtoB事業への展開もやっているF&Pジャパン代表の西野です。 今日は、すでに今持っているものを使って、新しい商品やサービスに応用できる考え方についてお話します。軽めの内容です。 マーケティングの初歩的な話ではありますが、BtoC / BtoB に共通する考え方かと思います。  売上は利用動機の足し算でできている「売上」っていうのは、仕事をやっているほ

BtoCとBtoBを両立するブランド戦略

F&Pジャパンは、直営で「本格スムージー専門店」を運営しながら、BtoBビジネスへの展開もやっています。 今日は、F&PのBtoBパッケージプランが今の形になる前に直面した、「直営をやりながら卸やフランチャイズをやる際に芽生える葛藤」について、少しお話したいと思います。 特にBtoB領域で、ブランド戦略やビジネス拡大戦略を考える機会のある人には興味を持ってもらえる内容だと思います。 toC と toB を両立する上での命題BtoB事業をやっていて行き詰まったお題がありました

レシピでは差別化できない。

F&Pは、実店舗をやりながらBtoBの展開、toCの展開をしているのですが、そこで最近かなりの高頻度で頭をよぎるのが「レシピの価値の限界」についてです。 過日、BtoBの案件でも、レシピを出し惜しみすれば事業はシュリンクすることを習いました。 レシピとは、長年の研究の成果だったり積み重ねたノウハウの結集であるにも関わらず、実際市場ではほぼ無償に近い状態で流通している、というのが実態かもしれません。 クックパッドのようなレシピサイトで、無数のスムージーレシピが無償で公開されて