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#nishinote オープン朝礼

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F&Pジャパン代表・西野が社内で発信している 食文化の気づき、F&Pのブランドメイキングストーリーや、日々のマーケティング活動や起業に関するリアルな実体験などから、隔週更新で公開…
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#仕事での気づき

会社の中にある、「見えない資産」とはなにか?

今回は、オープン朝礼の「社長日記」回ということで、 西野の脳内書き下ろし、日常の気づきの公開にお付き合いをいただきます。 (この記事は、2024年5月に社内向けに発信された内容をもとに編集を加えて公開しています) #106  見えない資産 F&Pジャパンは2月が決算月なのですが、ようやくその決算報告が出て、4月末に株主総会の承認を経て税務申告してきました。 F&Pジャパンはこの第5期、とても大きく成長しましたが、僕としてはまだまだ全体のうちの2合目くらいだなあという印象

価値のないものに、特別な価値を吹き込む

今回は、自分語りからの、僕なりの「ブランディング観」についてお話させていただきます。 (この記事は、2023年7月に社内向けに発信された内容をもとに編集を加えて公開しています) 価値のないものに、特別な価値を吹き込む うちの長男が小学校5年生の夏休みに入ったのですが、自分自身の小学校5年生の夏休みの記憶といえば、わりと鮮明です。 僕は小学校から大学卒業までボーイスカウトをやっていた、という話は何度かさせてもらっていますが、それはもう子どもの頃からのガチな「タテ社会」でし

旧知の仲を標石にして、現在地を知る

年末年始シーズンというのは、久々に旧友と会う機会も増えますね。 意外だと思われるのですが、 僕は古い友達と仕事やビジネスの話をするのが実はあまり好きではなく、 どちらかというと馬鹿な思い出話にいつまでも花を咲かせていたいタイプです。 旧友との情報交換によって、「新しい発見があった」とか「刺激になった」とかのメリットは求めていません。 僕のビジネスは、もの珍しい上に一般の人も議論に参加しやすい分野だからだと思うんですが、、、 正直、人の仕事に首を突っ込んでくる無理矢理デ

ダメダメだった20代を振り返る

F&Pジャパン(株) 代表による社内報を公開する「オープン朝礼」記事です。 この記事は、2021年10月にF&Pジャパン社内向けに発信された内容をもとに編集を加えて公開しています。 情報化が生んだ、老若コントラスト 今日は、40代男性のつぶやき、という全く視聴率が取れなそうな内容でお送りします。 これは本音なのですが、 「今の若い人たちは優秀だな」と感じます。 学校教育では、小学3年生までに習うもの、中学3年生までに習うもの、というふうに閾値が決まってしまっているので、

仕事をサッカーに例えた話を語らせてくれ

実は40歳でサッカーを始めて、何を目指しているのかわからないくらいやたらと練習に励んでいる西野です。 サッカーと会社の仕事って、本当によく似てる点が多いんですよね。 たとえば・・・ サッカーをあまりよく知らない人から見たときに、 FW(フォワード) の仕事っていうのは比較的わかりやすいと思うんです。 一番前にいて点を獲る人なので、ゴールを決めたら「よく働いた」と称賛されるし、 点を獲れなかったら「活躍できなかった」と言われてしまう。 何より、ゴールシーンは華やかなので

人生に張られた伏線を拾う

今日はサラリーマン時代を少し思い返して、今につながる気づきを話します。 僕が会社勤めを辞めたのは2012年ですから、もうかれこれ10年前になります。 よく、「親孝行したいときもう親はいない」みたいなことが言われますが、 親が言っていたことを回想してその意味がわかるのは、親がいなくなった後だったりするものです。 これは上司に関しても同じじゃないかなと思います。 もっと言うと、上司だけじゃなくて先生とかコーチとかトレーナーとか師範とかリーダーとか、「人生における先輩」という立