ひとつ屋根の下で
長かったのか短かったのか。
合ってたのか間違ってたのか。
私には全く分からない。
でも間違いなく
すぐそばにあの優しい目があった。
私も君もお互いを必要としてた。
できる限り君を理解しようと
努力した。
できる限り手伝える事はした。
なかなか難しいかった。
元々全く違う環境で育って
違う価値観でひとつ屋根の下。
お互い尊重してたとしても
意見がぶつかる事もある。
相手を受け入れたとしても
相手を尊重してしまえば
自分の意思は妥協するしか無くなる。
楽しければ良い
幸せなら良い
そこが一番難しい
私は君の気持ち考え過ぎて
いつも疲れてた。
これは君のせいでもなんでもない
楽しければ良い
幸せなら良い
私は君がそうであって欲しかっただけなのかもしれない。
何がどこから間違えてしまったんだろう。
いつしか話すことも会うこともなくなり
自然消滅のようになった。
ひとつ屋根の下
私の部屋での半同棲。
楽しかった日々。
長くて短い年月はあっという間だった
楽しい思い出と
そう出ない思い出が
心の中を埋めつくし
辛い思い出に変わろうとしてる
全てが過去になることが怖くて
受け入れてしまう事が怖くて
まだ心のどこかで君を探してる。
もう一度
ひとつ屋根の下
君に包まれて朝を迎えたい