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自分の好きに暮らせばいい

おはようございます。

実はアカウントの名前を変えました。同じジャンルのインフルエンサーさんとかぶってしまってて、どうにもそわそわしてしまうので。
改めてですが、よろしくお願いします。

「自分の好きに暮らせばいい」。今日はちょっと趣向を変えて、こんなお話で行きたいと思います。

SNSが発達して、よそのお宅の中までよく見える世の中になりました。
それを見てみると、「みなさん素敵な暮らしをしているなあ!」と驚かされますよね。
白で統一された家具や、無駄なものが一切ないスッキリとしたリビング...本当に素敵だと思います。
「こんなお部屋だったら、突然お客様が来ても大丈夫だろうな~」と言うようなお部屋。
そういう状態を保つことが出来る方たちって、本当にすごいなあ、と尊敬してしまいます。

我が家はというと、散らかっているとまでは行きませんが、やはり子供が2人いるのでそれなりに雑然とはしています。
それと、基本的に必要に迫られない限りは家具等を買い換えない(壊れるまで使う)ので、「無印良品で統一しました!」とか、「高さや奥行きをそろえて買いました!」とか、そういう部屋では無いです。
結婚前からあったものと必要になって買い足したものが集まった、ごく普通の生活感のある部屋。それが我が家ですね。

ダイニングテーブルのない我が家


我が家にはダイニングテーブルがありません。私が一人暮らしの時に使っていた楕円形のこたつでみんなで食事をしています。

今のところこれで特に問題はありませんが、これからもっと子供たちが大きくなってきて手狭になってきたら、机を変える必要が出てくるかもしれません。
現代はダイニングテーブルのあるお宅が圧倒的に多いかと思いますが、ではなぜこたつ生活を続けているのかというと、

①子供たちも夫も、冬はこたつでぬくぬくするのが大好きなため、手放せない
②ダイニングセットは大きくアイテム数も多い。場所も取るし、掃除が面倒になる
③長女がダンスの練習をするために広いスペースが必要

このような理由から、ダイニングテーブルを我が家は採用していません。
我が家にとっては、広さやぬくぬく出来る空間が重要だと言う事ですね。
子どもつながりの付き合いで伺ったお宅で、2件だけダイニングセットのないお宅がありましたが、やはりLDがとても広々としていました。

亡き祖母から譲り受けた家具や食器


我が家にはもう亡くなった祖母から譲り受けた、文机と洋服ダンス、ガラスの引き戸のついた小さな棚があります。
どれもおそらく60年以上前に作られたものです。ちなみに文机と箪笥はオーダーメイド品。
私たち家族は今の家を購入する前は、当時空き家になっていた祖母の家に住んでいました。
その家も、築60年以上の古い家でした(現在は解体されてありません)。
夏は涼しいけれど、冬はとても寒く、ストーブを付けないと家の中でも息が白くなる家でした。
そんな家に5年住まわせてもらい、長女が幼稚園に入る前に現在の家を購入して引っ越しました。
その時に、譲ってもらってきた家具たちです。私たちが引っ越したあとは家を家財も含め処分するとのことだったので、欲しいものを譲ってもらいました。
新築の家にそんな古い家具を入れるの!?と、両親には驚かれましたが、私にとっては祖母との思い出や、子どもの頃の思い出、また、自分で作った家族が初めて暮らした家の思い出...と言うこともあり、手放したくなかったのです。
そんな家具たちは、箪笥は夫が、文机は今のところ小3の次女が使っています。
今の安価な家具よりも重厚だし、引き出しも多くて活躍してくれています。
あのとき、何も考えずに処分してしまっていたら、きっと後悔していただろうなと思います。

また、我が家の食器も祖母の家から持ってきたものだらけ。なんせ、食器棚2つにぎっしり入っていたので、買う必要が無かったのです。
たくさんの食器の中から、特に気に入って、使い勝手も良さそうなものを厳選して持ってきて、今も活躍させています。
それらの食器を使うたびに、なんとなく祖母のこと、家のことを思い出させてくれて、あたたかい気持ちにさせてくれます

ストーリーのあるものに価値がある


私が価値を感じるものとは「ストーリーがあること」だな、と、何年か前に気づきました。
夫が旅先で買ってくれた、誕生日に贈り物としてくれた、両親がプレゼントしてくれた、祖母が愛用していたものを譲り受けた...
新しいとか、高価なものであるとかではなく、そういう「ストーリーのあるもの」が、私にとって大切なものだなあ、としみじみ思ったのです。
我が家は、夫の祖母が残した軽自動車を譲り受けて乗っています。
これも、ストーリーのあるもの。
世界中探しても、どこにもないものなのです。

自分の価値基準を明確にして、好きに暮らせばいい


若い頃は雑誌やテレビ等の情報を見て、「これ素敵!こうなりたい!」となり、すぐに洋服等買っていました。ただ、それって本当に自分が好きなものだったんでしょうか?
他の人から見て素敵だと思われるもの、に惹かれてただけなんじゃないかな、と今は思います。でも、それって他人軸、他者の価値観ですよね。
上でお伝えしてきたインテリア等も一緒で、誰かに見られて恥ずかしくない、素敵だと思ってもらいたい、を目指してしまうと、自分の価値観が見えなくなってしまう。
だれから見ても素敵、じゃなくたっていいと思います。自分が好きで、心地よく暮らせるのならば。
少し散らかってたっていいじゃないですか。自分らしい!うちらしい!と思えれば、良い

自分の価値観がわかれば、無駄なものを買わなくてすむので支出も減ります。
我が家は親や祖父母の代から譲り受けたものを色々使っているので、そういう細々とした支出も少なかったかな、と振り返ってみると感じます。昭和時代のものは結構質が良いものも多く、長持ちするんです。地球にも優しく、SDGsにも貢献出来ますよ。

自分がわかれば支出も減って、お金が貯まり、そして居心地良く暮らせる...素晴らしい好循環なんじゃないでしょうか。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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